お悩み相談

匿名はたち/2020.10.06

お悩み予防処置

自律神経失調症は口臭の原因になりますか?

自律神経失調症の治療を始めて1か月ほど経ちます。
自律神経を安定させる薬を飲み始めて一番に実感したのが、気になっていた口臭が無くなったことです。
数年前から歯医者さんでも歯磨きを褒めて貰えていたのに口臭だけは治らず、それが悩みで口臭治療も考えていました。 今になって、もしかすると自律神経の乱れが口臭の原因だったのかもと思ったのですが、あり得る事でしょうか。

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

口臭の原因は様々であり、一般的に口臭を自覚している人の多くが、実際には口臭測定しても臭わない「自臭症」の方であります。
口臭が発生する身近な原因の一つとして「ストレス」があります。緊張や不安などストレスを感じると自律神経のバランスが乱れることで、口内の乾燥やネバつき、息の臭いが現れるようになります。
自律神経系の不調が起こると、歯科的には全く問題ないのに、消化器としての他の臓器と関連して、口腔生理機能がバランスを失ってしまうので、いくら歯を磨いても、また舌を磨けば磨くほど、おかしくなっていくこともあります。今回、自律神経失調症が改善して、口臭も改善したならば、自律神経が大きく関わっていたんだと思います。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2020.10.06