口元がピクピク痙攣する原因とその対処法とは

2017.10.30 health福本春香

口元が痙攣する原因は?

なぜ口元の痙攣が起こるの?

口元が痙攣してしまう原因には、次のような理由が考えられます。

原因1:ストレス

現代社会において切っても切り離せないストレス。強いストレスがかかると口元の痙攣が起こることがあります。毛細血管や神経が集まっている唇は、もともと体の不調による影響を受けやすい部位。疲れがたまるとガサガサに荒れてしまったり、ジーンとしびれたりすることもあります。強い負荷がかかった場合、乳酸が筋肉の働きを鈍くさせます。すると血流が弱くなり、口元の筋肉に痙攣が起きてしまうのです。

原因2:肩こり

一見、関係がないようにも思えますが、肩こりを抱えていると口元の痙攣が誘発されやすいと考えられています。肩こりの原因となる血流の悪さが顔面を通る血流にも影響を及ぼし、口元の痙攣が引き起こされるとされています。

原因3:栄養不足

食生活が乱れている時に痙攣がみられると、栄養不足が考えられます。特にビタミンB2とマグネシウムが不足した場合、唇が痙攣しやすくなります。ビタミンB2が不足すると細胞の再生がうまくできず、ストレスなどで破壊された細胞が傷ついたままになってしまいます。また、マグネシウムの不足は筋肉の収縮を引き起こすため、痙攣が起きやすくなるのです。

口元が痙攣する時の対処法

日常生活に原因がある場合、生活リズムや食生活を改善することで口元の痙攣を予防できます。ケース別に対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

対処法1:ストレスが原因の場合

ストレスを完全に取り除くことは難しいですが、少しでもリラックスできる時間をつくることが大切です。睡眠時間が長く取れない時はアロマをたくなど睡眠の質をよくする工夫をしたり、入浴で体を温めたりするのがおすすめ。適度なウォーキングも緊張した神経を和らげるのに効果的です。忙しい毎日の中でも、まずは少しだけリラックスできる自分なりの方法を取り入れてみましょう。

対処法2:肩こりが原因の場合

仕事中の姿勢や猫背に気をつけたり、同じ姿勢が続いたりする時は軽い伸びやストレッチを挟みましょう。そうすることで滞った血の流れの改善を促すことができます。また、肩を温めたりツボ押ししたりすることで血行が促進され、筋肉がほぐれて口元の痙攣を抑えることができます。

対処法3:栄養不足が原因の場合

朝昼晩と三食バランスよく食べることが基本ですが、なかなか難しい時もありますよね。その場合は特にビタミンB2とマグネシウムを積極的に摂取するようにしましょう。ビタミンB2は牛乳やうなぎ、レバーや鯖などが該当し、マグネシウムはわかめやひじき、枝豆やイワシなどに多く含まれています。

口元の痙攣は病気のサイン!?注意すべき場合とは

こんな時は要注意!病院に行ったほうがいい場合

口元の痙攣は、時に重大な病気のサインとなることも。次のような場合は、病院を受診することをおすすめします。

サイン1:口元以外にも症状がある場合

口元の痙攣だけではなく体中にしびれを感じたり呂律が回らないなどの症状が現れたりする場合、脳梗塞の前触れである可能性があります。その場合はすぐに脳神経外科を受診しましょう。

サイン2:顔全体に痙攣がある場合

目や頬など、顔全体に痙攣がみられる場合、顔面痙攣が考えられます。放置すると顔面麻痺などにつながる場合もあるので、こちらも早めの受診を心がけましょう。

サイン3:低血糖状態になっている場合

体が低血糖になっている場合も、唇に痙攣やしびれなどの症状が出やすくなります。アルコールの飲み過ぎで低血糖状態になることがありますが、その場合は一時的なものなので様子を見てかまいません。ただし症状が続いたり手足のしびれや喉の渇きが現れたりする場合は糖尿病の可能性があるため、すぐに医療機関を受診したほうがいいでしょう。

口元の変調は体の不調を訴えるサイン

口元にみられる症状は、小さなことでも体が不調を訴えているサインです。「忙しいから仕方ない」と放置せず、ご自身の健康状態と向き合うきっかけにしてみてくださいね。

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