お悩み相談

ひろぴ/2018.09.11

お悩み予防処置

歯の治療に影響を与える病気につきまして

骨粗鬆症の人が歯医者さんで治療を受けるとあごの骨がだめになることがあるとネットでみました。
骨粗鬆症のほかに、歯を治療する際気をつけないといけない病気はありますか?
どんな病気もいつ何時かかるかわからない身近なものなので、心配です。

現在、骨粗鬆症と歯科治療に関する問題は様々な場面で議論されております。しかし、問題の解決につながる結論はまだ出ておりません。ですので、骨粗鬆症の方は必ず歯科医師に治療前に申告して頂く必要がございます。

また、歯科治療の際に他にどのような疾患があると気を付けなければいけないのかという点ですが、基本的にはどんな些細な疾患と思われることでも過去に経験したことがある病歴、または現在かかっている疾患は全て歯科医師に伝えて頂いた方がよろしいかと思います。

歯科治療を行う場合やお薬を処方する場合にとても大切な情報となり得るからです。

さかえ歯科医院/榮 健臣
2018.11.12

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

骨粗しょう症の方は、高齢化に伴い年々増加している病ですね。
この病気の治療薬として主に使用されるのが「ビスフォスフォネート」です。大変効果のある優れた薬剤ですが、副作用として、顎の骨(顎骨)の炎症を起こすことがあります。特に歯科を治療受けた後で、起こることが多いことがわかってきたため、この副作用が大きな問題になってきました。
ただ、発言率は高いものではありませんし、骨粗しょう症だけでなく、がんの治療などでも使用されるので、必ず発症するわけではなく、ガイドラインも確立されつつあり、歯科治療も比較的問題なくできるようになってきています。

歯の治療で気をつけなければならない病気は様々ございます。
ご自分のご病気は、歯科治療の際には、歯科医師にしっかり伝えるようにしてくださいね。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2018.09.21