お悩み相談

シムラ タカエ/2023.02.03

お悩み小児歯科

子どもの口呼吸の原因

5歳の子どもが口呼吸で治してあげたいです。
歯並びが少し悪いのですが、それが原因で口呼吸になってしまう子どもって多かったりしますか??

それはないと思います。
口呼吸のせいで、歯並びは悪くなることは、矯正の教科書に載っているレベルで書いてあります。
口呼吸の治療は耳鼻科の先生に聞くのが一番です。我々の専門外かと思います。
個人的には、アレルギー等が多いような気がします。

なごみ歯科・矯正歯科/東和田 慶直
2023.02.06

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

口呼吸は成長期の歯並びに影響を与えることはあります。
口呼吸は「低位舌」の状態となり、それが続くことで歯並びなどに影響を与えてしまうかもしれません。
「低位舌」とは、舌が口蓋(上あご)から離れる状態のことです。通常は口を閉じているときの舌は口蓋にくっついており、歯を裏側から支えています。、息をするとき「低位舌」の状態が続き、歯の内側からの支えが無くなってしまい、口の周りの筋肉によって外側からの力とのバランスが崩れてしまうのです。口呼吸による「低位舌」が長い時間続くと、歯並びや顎の骨が変形してしまうことがあります。
さらに症状が進むと、下あごが後退して前歯が突出する「上顎前突」、いわゆる出っ歯になったり、逆に下あごが突出する「反対咬合」になることもあります。
口呼吸を改善するトレイナー(お口の装置)がありますので、早めに改善していくとよいでしょう。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2023.02.03