お悩み相談

ゐすず/2019.02.06

お悩み小児歯科

哺乳瓶虫歯

義姉が子どもを歯医者さんへ連れて行った際に聞いたそうで、少し調べてみたのですが、この哺乳瓶虫歯はお茶や水、ミルクの場合は特に問題なしで大丈夫でしょうか?砂糖が多くつかわれる飲み物を哺乳瓶で飲んでいる子ども以外は、特に心配する必要はないでしょうか?

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

乳歯の生え始めから1歳頃までの虫歯の原因はほとんどが「哺乳びん虫歯」と言われています。
赤ちゃんの歯が生え始めるのは通常生後6ヶ月ころ下の前歯が生えてきます。その後上の前歯、奥歯と順に生えてきます。
この時期にだらだらと長時間かかってジュースや乳酸飲料を与えると乳歯は虫歯になってしまいます。
一度母乳より甘い乳酸飲料を覚えてしまうと、甘い哺乳びんが癖になってしまうのです。
そうなると甘い哺乳びんではないと泣き止まず手に負えなくなり、習慣的に与えるようになります。
さらに、寝る前に甘い哺乳びんを与えると、寝るときは唾液の分泌が少ないために余計に虫歯を作りやすくなります。
少なくとも3歳までは甘いものの味を覚えないように、ご両親にはお菓子をあげないようにしていただけるとよいかと思います。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.02.07