お悩み相談

あらん/2019.09.04

お悩み虫歯

虫歯治療のときの麻酔

これまでの虫歯治療では、麻酔後痛みもなく3時間後には薬が切れていたのですが、先日虫歯を削ったときは効きが悪く、何度か薬を追加して、完全に切れるまで7時間ほどかかりました。
治療してくれた先生が毎回違ったので、麻酔の効き目について詳しく聞けませんでしたが、たまたま麻酔が効きづらい、切れづらい、なんてこともあるでしょうか。

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

麻酔の効きが悪かったのは、つらい思いでしたね。
麻酔は同じ人でも、麻酔をする場所や、麻酔をする口の中の状況などによって、効きは違ってきます。
虫歯の程度によって、歯の神経が炎症を起こしていると、効きが悪かったりします。
強い炎症があると、歯の中に神経に、麻酔薬が浸透しづらく、ほんとに効かないこともあったりします。
歯は硬い組織で覆われているので、歯ぐきに麻酔をしたら、歯の周りの骨を介して、歯の根元のとっても細い神経の管から中へ浸透させなければなりません。神経が炎症を起こしていると、歯の根元の神経の管を圧迫してしまって、歯の中へ麻酔薬が浸透しづらくなります。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.09.06

佐賀県鳥栖市みらい歯科こども矯正歯科の中村でございます。
麻酔が効きにくかったんですね。それは、大変でしたね。
麻酔は部位によって奏功の違いがあります。
下の奥歯は歯の中では一番麻酔が効きにくい部位です。というのは、下の顎骨は上の顎骨に比べて緻密で厚く骨小孔も少ないため歯に麻酔が浸潤しにくいからです。
また、そもそも痛みが強い状態の歯には部位に関係なく麻酔は効きにくいものです。
それから麻酔の量が多くなれば切れるまでの時間は自ずと長くはなります。
今回どの部位のどのような症状の歯を治療されたかわからないですが、上記のことを参考にされてはいかがでしょうか?

みらい歯科・こども矯正歯科/中村 好一
2019.09.05