こんにちは。
北野坂鳥居歯科医院の鳥居です。
舌苔が気になるとのことですが、舌ブラシで優しく磨いてあげることが一番です。
強く磨いてしまうと舌を傷つけてしまうことがありますので、優しく無理のない程度で構いませんので、歯を磨く時に同時に舌ブラシもご使用いただけたらよろしいかと思います。
またお口の中が乾燥すると舌苔が付きやすくなりますので、なるべく口腔内を潤う環境を整えることも効果的です。
お大事にしてくださいませ。

医療法人社団　悠和会　北野坂鳥居歯科医院／鳥居 秀平

2021.06.18

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

舌苔（ぜったい）とは、舌の表面に白い苔のようなものが溜まった状態のことになります。苔のようなものは、口の中の細胞が剥がれ落ちて腐ったたものや、食べ物の残りかすなどからできています。口の中にいる酸素がなくても生きていける細菌（嫌気性菌/けんきせいきん）によって分解されると、硫化水素という物質が産まれ、口臭を引きおこします。口臭の6割は舌苔が原因といわれています。
まずは、舌ブラシによる清掃が基本となります。朝起床後に行っていただくことが一番であります。すぐにはきれいにならなくても、継続して行っていただきたいと思います。

また、他の原因で舌苔が付きやすいこともあります。口呼吸、唾液量が少ない（口腔乾燥）、舌の運動の機能の低下、そして服用している抗生物質による影響などもあります。
全身疾患とも関係していることもあります。胃腸が原因で舌苔ができることがあります。また、緊張性のストレスが原因となったり、全身疾患（糖尿病、シェーグレン症候群、十二指腸潰瘍）の副症状として生じたりするといわれています。

たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

2021.06.08