お悩み相談

ぬれせんべい/2021.05.21

お悩み咬み合わせ

食いしばりの癖をなんとかしたいです!

歯の食いしばりが癖になっていて、寝てても起きてても関係なくやってしまいます。
寝るときにつけるマウスピースは使用していますが、正直あまり効果を実感できていません。
いっそのこと食いしばり自体を治してしまいたいんですが、何か方法ってありますか?

 ご心配ですね。まず、「食いしばり」はよくないことである。という意識を持ちましょう。維持
食いしばりをしない方は、これをする人と比べて、5倍から10倍の力が、歯にかかっています。これが一時的なら問題はないですが、何年も継続すると、歯または歯周組織(歯肉)を
痛めてしまうことは必至です。
 まずは、昼間の間の食いしばりをチェックします。やる必要のないときにやって椅子方が多いです。それが自覚できたら、その時間を少なくするように努力してください。
 これができるようになると、睡眠時の食いしばりも少なくなると、考えます。言うは易し
行うは難し。ではありますので頑張ってください。 
 お大事になさってください。

川村歯科医院/川村 裕
2021.05.21

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

食いしばりや歯ぎしりは無意識の動作になりますので、なかなか難しいことにはなりますが、マウスピース以外の方法ですと、以下のような方法もございます。

1)ストレスを溜めずリラックスする方法を見つける
ストレスをなくすことは難しいですが、日々上手にリラックスできるよう心がけてみること。たとえば、就寝の1~2時間前にはお風呂に入ります。ゆっくりと浸かるついでにマッサージで、顎周辺の筋肉をほぐしたりするのひとつです。

2)日常生活で食いしばりを意識する
ふと気づくと歯を食いしばっている、という方はまずその事実を意識してみることです。仕事や作業に集中しているとき、力が入る動作をおこなっているといった場合には、上下の歯を触れさせないように意識します。また、目につくところに「歯を離す」「食いしばらない」などと書いた付箋を貼っておくのもひとつの手です。

3)ボトックス注射で症状を改善
ボトックスは異常に発達した筋肉の力を正常まで戻す治療法です。咬筋に注射することで歯ぎしりの症状を緩和することができます。症状の程度や個人によって差はありますが、1ヶ月弱で作用し、3~6ヵ月ほど持続すると言われています。また、ボトックス注射による治療をくり返すことで、歯ぎしりの症状を根本的に解消できる場合もあります。自由診療となりますので、料金は医院にお問い合わせください。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2021.05.21