歯ぐきにできる「歯肉がん」の症状と早期発見の重要性

口腔内の病気と言えば、虫歯や歯周病ですよね。それらは重症化すると歯を失う危険性はありますが、命に関わるケースまで発展することは稀です。しかし、口腔がんの一種「歯肉がん」においては同様ではありません。歯肉癌は、その名の通り歯ぐきにできる癌で、口腔内にできる病気の中でもっとも注意すべき病だと言われています。

歯肉がんは上顎の歯肉で発症するものを「上顎歯肉がん」。下顎の歯肉で発生するものを「下顎歯肉がん」と呼び、口腔がんのうち上顎歯肉癌の割合は6%、下顎歯肉癌の割合は11.7%と言われています。決して高い割合で発症するものではありませんんが、命に関わるほど重篤化する危険性のある恐ろしい病気です。今回は、歯肉がんの基礎的な知識について解説し、早期発見の重要性について説明します。

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2018.11.17 health小日向睦