つは歯科・矯正歯科/歯科医師 津覇 登志
こんにちは。
北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です♪
かみ合わせや口元の事、矯正医がお悩みにお答えします。
お子様の矯正治療から成人矯正まで幅広く対応させていただきます。
回答したお悩み一覧
全回答数 41件/合計いいね 159件/最新の回答 2025.06.11
出っ歯がコンプレックスで抜歯矯正をしたのですが、隙間がほぼ埋まった今、前歯が引っ込みすぎたように感じています。
今思えばそこまで出っ歯ではなかったのかもしれません…後悔しています。
この場合改善するとしたらどのような治療があるでしょうか?全体的に前に出すことはできますか?
セカンドオピニオンなども考えているのですが、こちらでもご意見をお聞かせください。
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
「前歯が引っ込みすぎたように感じる」とのこと、ご不安なお気持ちお察しいたします。矯正治療では、出っ歯の改善のために抜歯を行い、前歯を後方へ移動させることがありますが、その結果として「思っていたよりも口元が引っ込んでしまった」と感じる方もいらっしゃいます。
歯並びや口元の変化に対する感じ方は人それぞれで、たとえ治療としては適切に進んでいたとしても、ご本人の理想のイメージとのギャップから違和感を持たれることがあります。
すでに隙間がほぼ閉じているとのことですが、状態によっては今の位置から前歯をわずかに前方へ戻すなどの調整が可能なケースもあります。具体的には、ミニスクリューなどを用いた再移動や、歯の形態の工夫(セラミックなど補綴物を用いる方法)などが選択肢として考えられます。
ただし、現在のかみ合わせや骨格とのバランスも考慮する必要があり、すべてのケースで可能というわけではありません。まずは現在の状態を詳しく診査・診断し、理想とのギャップがどこにあるのかを明確にすることが大切です。
セカンドオピニオンを検討されているとのこと、とても良いご判断だと思います。別の矯正専門医の意見を聞くことで、他にどのような選択肢があるのか、今後どう進めるのが良いか、より納得のいく判断ができると思います。
- 2025.06.11
すぐにではないのですが、いずれ妊娠する可能性があります。
矯正方法はいろいろあるようですが、なにがおすすめですか?
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
矯正治療は2〜3年と長期にわたりますが、妊娠・出産・育児・妊活といった女性のライフイベントと両立することが可能です。治療中に妊娠される方も少なくなく、体調や通院ペースに応じて柔軟な対応が可能です。必要に応じて治療の一時中断や緩やかな進行もご相談いただけます。出産時に装置をつけたままでも問題はありません。
妊娠中の方の初診相談も可能で、検査や治療開始時期については体調やご希望を尊重し、無理のない計画を歯科医院はご提案します。
また、妊活中に矯正を始めることも可能で、妊娠がわかってからも治療を継続できます。つわりなどで体調が優れない場合には、治療内容や通院頻度を調整しながら進められます。
矯正治療は時間のかかるものですがその状況に応じて治療は可能ですので、矯正をしたい!と思った時に始められていいと思います。
- 2025.06.11
矯正をして、2番の矮小歯にラミネートベニヤかセラミック治療をしたいと思っています。
矯正はマウスピースでやりたいのですが、最初にすべてのマウスピースを作るタイプのマウスピース矯正の場合、
ラミネートベニヤやセラミックの分のスペースを、あらかじめ開けて作ってもらえるものなのでしょうか?
あと、その場合ラミネートベニヤかセラミックをするまでずっとすきっ歯で過ごさないといけないのかも気になっています。
よろしくお願いします。
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
マウスピース矯正(当院ではインビザライン)で矮小歯の治療を行う場合、そのまま隙間は作らずに閉じて下と噛ませる場合と、質問者様のように矮小歯を大きくするために隙間を矯正で作り、ラミネートベニアで矮小歯を正常なサイズに被せ物で治療し、審美的な修復を行う場合とがあります。
マウスピース矯正は矮小歯を大きくするスペースを作りながら矯正を進めていくので、治療が進むにつれ一時的に矮小歯のところに隙間ができてきます。
この隙間が気になる場合、表側や裏側のワイヤー矯正の場合、治療の途中で歯の形を多少は変えれますので、出てきた隙間を目立たないように矯正治療と並行して詰め物で修復することが可能です。
しかし、マウスピース矯正の場合、歯の形が変わってしまうと治療で使用するマウスピースが合わなくなるので(全てのマウスピースを最初の歯の形で作るので)、矯正が終わった後で修復し目立たなくすることが多いと思います。
実際のところ、マウスピースを装着しておけば、歯の隙間は目立ちませんし、抜歯でマウスピース矯正を行う場合の抜歯スペースなどもも目立たないように白く色付けする方法もあります。
矮小歯の大きさにもよるとは思いますが、隙間があまり目立つようであれば、途中で修復できないか担当の矯正医に相談されてみてはいかがでしょうか?
- 2025.05.15
矯正のために何件かカウンセリングを受けたところ、
抜歯なしで拡大装置を使って矯正できるというところと、大人には拡大装置は使えないから抜歯するしかないというところがありどっちを信じたらいいかわからなくなっています。
個人的には抜かなくて済むなら抜きたくないのですが、可能でしょうか?30代です。
こんにちは。北九州の見えない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
拡大装置にも様々あり、拡大する量だったり年齢により使用する装置も異なります。
子供であれば骨格も成長段階で拡大がしやすいのですが大人になると状況は変わります。
一般的に骨格的な拡大は成人になると難しく、積極的に拡大する場合は外科的に上顎の骨を割って拡大装置を使用する方法もありますが、多くはそこまでの拡大が必要な場合は無理して拡大せずに抜歯をして矯正することが多いと思います。
わずかな拡大でよければ歯列を拡大すれば成人でも非抜歯矯正で治療できますが、ガタガタの量の少ない方や前後的にズレがない方に限られるので、きちんと診断のできるところで質問者様がどういう状態かを見てもらうのがいいかと思います。
私の意見ですが、口元の審美性を優先にして考える場合、無理に拡大して並べると口元が出てしまうので抜歯の選択が望ましいかもしれません。
また、マウスピース矯正を主に取り扱う歯科医院では、マウスピース矯正が抜歯症例を得意としないので拡大しての非抜歯を薦められることも多いようです。そういう場合でも本格的なワイヤー矯正を行う矯正専門の歯科医院ですと抜歯を薦められるかもしれません。
迷われる場合は選択肢の多い歯科医院で診断されるのもいいかもしれません。
その中でご自身の主訴に対応してもらえる医院を選択されてみてはいかがでしょうか?
- 2025.04.26
いわゆる口ゴボの状態です。矯正歯科で見た目がよくなるでしょうか。外科的な治療を勧められることもありそうで受診が恥ずかしいです。
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
口ゴボの状態ということですが、一般的に出っ歯でよくみられる口元の状態で、その原因は上顎骨が前方に位置していたり、反対に下顎骨が後方に位置している場合や、両方が出ている場合などがあります。
矯正治療ではE-lineの美しさを理想として抜歯をして口元をさげることが可能です。
それにより口ゴボの状態は改善されることが多いですが、元々の状態によりその程度は変わってきます。
骨格的な問題が著しい場合は矯正のみでの改善が見込めないので外科的な治療も視野に入ってくるかと思います。
ご自身がどこまでの治療を望んでおられるのか、またどの程度の不正咬合があるのかで治療方針は変わってくると思います。
治療方法を選択するのは患者さまご自身ですので、きちんと診断のできる矯正歯科で相談されてみてはいかがでしょうか?お口の中を見させていただく時に患者様は緊張されるかもしれませんが、ぜひお気軽にご相談ください。
- 2025.04.01
矯正をしたいのですが、金属アレルギーがあります。私は結構歯並びが悪く、以前マウスピースでは治せないといわれたこともあり矯正をあきらめていたのですが、最近は歯につけるところが透明のものもあると聞き興味を持っています。
とはいえワイヤーはさすがに金属のものしかないですよね?金属アレルギーで歯並びがかなり悪い場合、何か他に治す方法はありますか?
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
金属アレルギーの方の矯正治療の場合、第一選択は全て樹脂で治療が完結する「マウスピース型」の矯正治療になると思います。
固定式の矯正治療をご希望の場合、ブラケット(歯面につける装置)はセラミックのものやチタン製のブラケットのようにアレルギーが出にくいタイプもありますが、ワイヤーで治療していく為、全てメタルフリーで治療を完結することは難しいと思います。
金属アレルギーにも程度がありますのでそれによっても変わってきます。
矯正治療で使用する金属は1種類ではなく、ニッケル、コバルトクロム、ステンレス、チタン等の合金になりますので、アレルギー反応を示す使用できない金属を知る為に、金属アレルギーのパッチテストをされるといいかと思います。もし全ての金属に反応するようであればマウスピース型がいいですし、矯正で使用する金属でも除外する選択ができそうな金属であれば、ワイヤー矯正も可能になってきます。
金属アレルギーのパッチテストは皮膚科で受診できますので、一度ご利用されてみてはいかがでしょうか?
- 2025.03.30
矯正を考えていて色々調べています。
前歯の歯並びを治したいのが一番の理由なのですが、笑った時に奥歯が見えないのを治せないかな?と思っています。大人からでもそういったことは可能か知りたいです。
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
笑った時の奥歯の見え方は口角と歯列の間の『バッカルコリドー』の大きさによって変わってきます。
バッカルコリドーとは、笑ったときなどに口角と、歯の隙間に見える影や隙間の部分のことを指します。この大きさの良し悪しはその方の好みや個人差があるので一概に大小では判断できませんが、この影の有無や大きさで笑顔の印象が変わるため、ご自身が求める美しさを追求するために、バッカルコリドーを歯科治療でなくしたい、または作りたいという希望をお持ちの方もいらっしゃいます。
質問者様は奥歯がみえないということですが、バッカルコリドーの大きな「狭窄歯列」の歯並びの場合、矯正治療では歯列を拡大したり、修復治療ではセラミックで治療することが考えられます。
また、笑い方で見え方の工夫はできますので、それで多少の改善が見込めることもあります。
歯列の大きさや骨格、歯の形はもともとの個人差がありますので治療には限界がありますが、検査を受けることで詳しいシミュレーションを行えますので、審美歯科を取り扱う歯科医院で相談なさってみてください。
- 2025.03.30
マウスピース矯正のカウンセリングを受け、抜歯して矯正することをすすめられました。
抜歯があるとマウスピースでの矯正はできないと思っていたので少し驚いたのですが問題ないとのことで、私としても可能なら抜歯とマウスピースで矯正したいと思っています。
マウスピース矯正で抜歯をすることのデメリットはありますか?
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
矯正治療の装置として、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を比べた場合、
実際のところマウスピース矯正が得意とする不正咬合と苦手とする不正咬合があります。
質問者様のように抜歯が必要になった場合、装置として選択することはできますが、どちらかというとマウスピース矯正が苦手とする治療になるので、どうしてもワイヤー矯正が嫌な場合を除いて患者様にはマウスピース矯正はおすすめしていません。
理由は、抜歯矯正の方が難易度が高いことや、歯の移動が複雑(抜歯した隙間を閉じたり、前歯を引っ込める、反作用を考慮しながら治療が必要)なので、どうしても個々の歯に力をかけて調整のできるワイヤー矯正の方がステージごとに臨機応変に対応できるので治療が確実に行えるからです。
マウスピース矯正でも調整できないことはありませんが、やはりワイヤー矯正の方がその点では優れています。
ただし、ワイヤー矯正は矯正専門のトレーニングを受けた矯正医での治療になるため、その矯正医がいない歯科医院はマウスピース矯正のみ(特別な調整等ないので)でしか対応できないために抜歯でもマウスピース矯正をすすめることも多く見受けられます。
当院ではマウスピース矯正を希望される場合、苦手な噛み合わせの場合はおすすめしないお話しをさせていただいて、それでも希望される場合は、補助的な装置を併用したり、少し治療期間をいただいたりしてすすめています。
歯科医師によって治療方針は変わってきますので、矯正歯科を専門にしている歯科医師のいる歯科医院で一度ご相談されてみるのもいいかもしれません。
- 2025.03.09
マウスピース矯正をしたくて検討しています。
インビザラインよりも安いマウスピース矯正がたくさんありますが、具体的にどう違うのでしょうかトラブルなども聞くので、選ぶ際に注意すべきポイントなども是非知りたいです。よろしくお願いします。
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
インビザラインはマウスピース矯正のパイオニアで、システムが確立されています。
歯科医師の診断の反映や、マウスピースのマテリアル(素材)もいいので矯正料金は他の安価なマウスピース矯正と比べて高くなりますが、それなりの理由があり当院でも使用しています。
マウスピース矯正は全ての患者様に向いている治療ではなく、マウスピース矯正に向いている不正咬合と向かない不正咬合がありその診断をきちんとしてくれる矯正歯科を選ぶことが大切になります。また、その病院がどのマウスピース矯正を提供しているかをご相談でお話しされるのもいいかもしれません。
よくいわれるトラブルの多くは、マウスピースに向かない噛み合わせの治療で治療がうまくいかないケースや、使用時間が守れないことで治療がうまくいかないケースが多いです。
矯正相談される際にその点も含めてお話しされてみてはいかがでしょうか?
- 2025.02.16
少しだけ受け口なのが気になっています。受け口を改善する矯正にはどんな方法がありますか?マウスピース矯正でもできますか?
こんにちは。北九州のみえない矯正の「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
受け口には矯正のみでアプローチできる場合と、矯正と外科を併用する外科矯正があります。
一般的に矯正治療のみで治療する場合、その程度によってマウスピースで治療できるかどうか変わってきます。抜歯が必要になる場合や難症例の場合は矯正医の微調整がしやすかったり補助的な装置が併用しやすいワイヤー矯正での治療が望ましい事が多いです。
また、骨格的に骨を切って顎を動かす外科矯正の場合には、顎変形症という診断がつきますので保険適応での治療になってきます。その場合には保険治療での治療になると思いますので対応できる病院も限られますし装置も限定されるのでマウスピースは難しいかと思います。
治療方法については質問者様がどのタイプの反対咬合(受け口)かを診断する必要があると思いますので一度矯正歯科へご相談ください。
- 2025.01.28