歯科医師が「親知らずの治療」を徹底解説! ~抜歯の有無・タイミング・メンテナンス~

一口に歯の悩みと言ってもその内容は多岐にわたります。虫歯や歯周病などの病気から、歯並びや噛み合わせ、着色汚れなど機能性や審美性に関するものまで実にさまざまです。その中でも多くの人が実際に治療を行ったり、検討したりする割合が高いのは「親知らず」に関する悩みではないでしょうか。

親知らずとは大臼歯(大人の奥歯)の中でもっとも奥に位置する歯で、上下左右合わせて4本あります。10代後半から20代前半にかけて生えてくることから、寿命が現代より短かった時代に「生えてくるころには親がすでに他界している」という理由でその名がつけられたという説があります。親知らずは正常にまっすぐ生える人もいれば、埋没していたり、斜めに生えていたりする人もいるなどさまざま。そのため、その生え方によっては口腔内環境に悪影響を及ぼすこともあり、抜歯をすすめられるケースもあるでしょう。

しかし、親知らずの抜歯をためらう人も少なくありません。実際、抜歯後に患部が腫れるなど、少なからず私生活にも影響を及ぼします。そのため、抜歯を行う場合はそのタイミングを見極める必要があるでしょう。今回は多くの人が気になる親知らずの抜歯について、Ha・no・ne編集部のリン(取材担当)とM(文担当)が東京都荒川区新三河島で、「あらかわ歯科」を経営する西野潤先生にインタビューを実施。親知らずを抜歯すべき理由や抜歯のタイミングについて、くわしく説明していただきました。

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2018.12.18 interviewHa・no・ne編集部