根管治療を繰り返さないために…再発リスクを抑える最新歯科治療設備「マイクロスコープ」とは?

歯の根の中の、神経や血管などに関わる部分(歯髄)を治療する「根管治療」。特別な治療であるイメージを持たれがちですが、実は歯科医院に通う約3割の患者さんが、根管治療のために受診しているとのこと。虫歯の治療だけでなく、歯の根っこまで治療を必要としている人は、私たちの想像以上に多いようです。

今回Ha・no・ne編集部(インタビュアー:リン)は、四ツ谷デンタルオフィス院長の飯田聡さんに取材をしました。四ツ谷デンタルオフィスは、根管治療において、より精密な処置ができる設備である「マイクロスコープ」を導入しているクリニックです。

歯科医療の先進国アメリカでは、このマイクロスコープの普及率がほぼ100%だと言われています。一方で日本国内の普及率は、わずか約3〜4%と低いデータが……。インタビューでは、このようなマイクロスコープ普及率の低さの要因や、根管治療をはじめとした歯科治療において、マイクロスコープを使う重要性についてお話を伺いました。

マイクロスコープができる前は「感覚」が頼りだった…

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2019.09.19 interviewHa・no・ne編集部