歯科医院でも十分対応可能とおもいます．ただし抗真菌薬は相互作用が多いので，他の内服薬などありましたら，お薬手帳を持参されるようにしてください．

2017.07.11

細胞診の分類であるPapanicolaou分類では，Class Ⅱは良性異型の診断ですので，癌の心配はまずないものと判断いたします．ただし，細胞診はあくまで一部を擦過しただけですので，それのみで確定診断をくだすわけにはいきません．（必要な検体が採取されていないような場合もあります．）
確定診断には切り込み生検ないし摘除生検が必要になります．まずは検診医療機関にご相談されてみてください．

2017.02.02

一度その施設抜歯されたのであればX線写真などの資料があるとおもいますので，必ずしも紹介状がなくても抜歯できることはあると思います．ただし，初診料が発生するのであれば，大学病院などは紹介状がない場合の特別の料金加算が発生するとおもいます．いずれにしろ，予約は必須ですので，まずはお電話でその施設にお尋ねされてみてはどうでしょうか．

2017.01.17

おそらく溝状舌という病態です．舌背に多数の溝がみられるので，先天的なものが多いですが，後天的にも舌の慢性炎症やビタミン欠乏により起こる場合があります．溝内に汚れがたまると，疼痛や口臭，味覚異常などの原因となることがあります．Melkersson-Rosenthal症候群という疾患の部分症状としてあらわれることもあります．

2017.01.12

あくまで私見ですが，翌日の朝まで唾液に血がまじる程度の出血はありますと説明しています．
基本的に１５分圧迫しても抜歯窩からあふれるように血がとまらないのであれば，再止血処置をしてもらったほうが良いと思います．

2017.01.05

どちらでもよろしいかと思いますが，現状の資料（レントゲン等）を借りてきていただくとスムーズにいくと思います．

2016.12.30

　初期治療は1〜2週間程度が目安になります．顎関節症はSelf-limited disease（自己限定性疾患）といわれており，顎関節症を繰り返す可能性はありますが，徐々に症状は収束にすることが多いです．6か月で1/3，１年で約1/2の患者さんが自然治癒するといわれています，

2016.12.27

診断名としては習慣性顎関節脱臼になります．あくびや歯科治療時の大開口，パーキンソン病やてんかんなどが誘因になります．治療は保存的に対処する場合は関節腔への自己血注入療法と開口制限がありますが，重症例では関節結節増量術による脱臼防止あるいは関節結節削除術による自己整復の容易化など外科治療が必要になることもあります．いずれも病院歯科や大学病院での口腔外科での治療になります．

2016.12.15

大学病院口腔外科でも顎関節症に対する治療には「温度差」があります．手術まで踏み込んだ積極な治療をされる施設もあれば，スプリント療法と投薬による保存的な治療にとどまる施設もあります．
顎関節症の診断においてはMRIやCTなどの検査が必要になる場合もあり，大学病院や病院歯科のほうが診断において都合がよい場合もあります．なお，咬合再構成などの治療が必要な場合は開業の一般歯科や矯正歯科と連携し依頼されることもありますので，一概に優劣はつけがたいのではないでしょうか．なお，顎関節症の治療は可逆的な治療から開始されることが一般的です．

2016.12.07