お悩み相談
矯正をして、2番の矮小歯にラミネートベニヤかセラミック治療をしたいと思っています。
矯正はマウスピースでやりたいのですが、最初にすべてのマウスピースを作るタイプのマウスピース矯正の場合、
ラミネートベニヤやセラミックの分のスペースを、あらかじめ開けて作ってもらえるものなのでしょうか?
あと、その場合ラミネートベニヤかセラミックをするまでずっとすきっ歯で過ごさないといけないのかも気になっています。
よろしくお願いします。
こんにちは。北九州のみえない矯正「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
マウスピース矯正(当院ではインビザライン)で矮小歯の治療を行う場合、そのまま隙間は作らずに閉じて下と噛ませる場合と、質問者様のように矮小歯を大きくするために隙間を矯正で作り、ラミネートベニアで矮小歯を正常なサイズに被せ物で治療し、審美的な修復を行う場合とがあります。
マウスピース矯正は矮小歯を大きくするスペースを作りながら矯正を進めていくので、治療が進むにつれ一時的に矮小歯のところに隙間ができてきます。
この隙間が気になる場合、表側や裏側のワイヤー矯正の場合、治療の途中で歯の形を多少は変えれますので、出てきた隙間を目立たないように矯正治療と並行して詰め物で修復することが可能です。
しかし、マウスピース矯正の場合、歯の形が変わってしまうと治療で使用するマウスピースが合わなくなるので(全てのマウスピースを最初の歯の形で作るので)、矯正が終わった後で修復し目立たなくすることが多いと思います。
実際のところ、マウスピースを装着しておけば、歯の隙間は目立ちませんし、抜歯でマウスピース矯正を行う場合の抜歯スペースなどもも目立たないように白く色付けする方法もあります。
矮小歯の大きさにもよるとは思いますが、隙間があまり目立つようであれば、途中で修復できないか担当の矯正医に相談されてみてはいかがでしょうか?
- つは歯科・矯正歯科/津覇 登志
- 2025.05.15