お悩み相談

りんご/2022.12.14

お悩み咬み合わせ

頭痛

寝ているときに歯軋りをするのですが、頭痛がひどく治りません。歯軋りが原因ということは考えられますか?

 ご心配ですね。頭痛と歯ぎしりは多くの場合原因の一つになると考えます。まず、頭痛がひどいのは朝起きた時か、それとも夕方になって疲れが出た時にひどいか、考えてみてください。
起床時でしたら、これは、歯ぎしりの可能性が大きいので、歯医者さんに行って相談してみてください。
夕方にひどい場合にも、何気ないときに歯を食いしばっている可能性もありますので、何気ないときの噛みしめをセルフチェックしてみてください。
 お大事になさってください。

川村歯科医院/川村 裕
2022.12.20

弘進会宮田歯科池袋診療所 院長 小澤です。
 歯軋りが原因で起こる頭痛はコメカミから耳の後方に展開している側頭筋が原因となる頭痛が考えられます。
ですので噛み合わせや歯軋り等で頭痛が発生することは充分考えられますが、このような頭痛は筋肉性の頭痛なので頭の表面で発生している頭痛で、左右の側頭筋のどちらかに頭痛が偏るケースが多く見受けられます。左右に痛みの違いがある場合は噛み合わせや歯軋りが関与している可能性がありますので噛み合わせに精通している歯科医院に操舵することをお勧めいたします。
 頭の内部から発生している頭痛はこの場合と異なりますので頭痛外来を受診することをお勧めいたします。両者が重なっているケースもあるかと思いますがその場合第一に頭痛外来を受診してから歯科医院の受診した方がよろしいかと思います。重症度から考えますと噛み合わせや歯軋りからの頭痛は緊急性も低く大きな疾患に繋がることはは在りませんのでその点につきましては安心かと考えます。

宮田歯科池袋診療所/小澤 政陽
2022.12.16