お悩み相談

ホッティー/2019.12.20

お悩み歯周病

糖尿病と歯周病

歯周病だと糖尿病になる危険性は上がりますか?
それとも、糖尿病が発症したあと歯周病になりやすくなるんでしょうか?

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

歯周病は網膜症、腎症、神経障害、抹消血管・大血管障害に続く糖尿病の6番目の合併症と提唱されていますので、糖尿病と歯周病は切っても切れない関係となっています。
糖尿病になると、高血糖の血液が血管を傷つけ、感染症にかかりやすくなります。歯周病は歯茎の血管に細菌が入り、より悪化するものですので、糖尿病の方は歯周病になりやすいということになります。
また、歯周病で炎症した歯茎は、血糖コントロールに欠かせないインスリンの働きを弱める可能性があります。歯茎が炎症を起こすと、炎症物質が血液中に流れ、インスリンが行う血糖値を下げる邪魔をしてしまう事がわかってきています。
どちらも病状のコントロールが大事になってきます。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.12.23