お悩み相談
子どもがよく動く子で、落ち着きがありません。虫歯になったので小児歯科へ連れて行ったのですが、もう……本当にじっとしていられないようです。
そんな折、歯医者さんで「抑制治療」という言葉を聞きました。これはどのような治療なのでしょうか? 小児歯科でも行われている治療なのでしょうか?
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。
抑制治療はその名の通り、縛り付けて治療をするということでしょう。
ちなみに私のところでは行っておりません。行っている医院ももちろんあると思います。
治療する方としては動かれると危ないですし、治療も困難なので、動かないように縛り付ければ治療はしやすくなります。ただお子様は歯の治療にトラウマになってしまうのではないでしょうか。
治療室に慣れさせて、口を開けて器具をいれることに慣れさせていったりして、段階を踏んで治療をしたほうが、今後も治療に対して協力的になってくれると私は思っています。
もちろん乳歯も永久歯と同じ治療をする方がよいですが、乳歯の存在期間は短いものであります。
それよりも一生使う永久歯を大事にしたいですよね。永久歯に虫歯菌が移行していかないことを考えて、私は治療を行っています。
参考にしていただければと思います。
- たけうち歯科クリニック/竹内 伸一
- 2018.12.01