お悩み相談

海人/2021.06.01

お悩みインプラント

インプラント周囲炎の診断を受けた者です。

インプラント周囲炎の診断を受けた者です。
悪化するとインプラントが抜けるというのは
知りませんでした。
しっかり治療いたします。
軽度であれば治る可能性もあるというのは
嬉しいことですが、万が一悪化してしまい
インプラントを抜くことになった場合は
もう入れ歯しか選択肢はなくなるのでしょうか。

小金井歯科の高田です。

インプラントの周りの粘膜は天然の歯よりも弱く、天然の歯以上にお手入れに気を付けていただかなければなりません。

インプラントのお手入れはご自分で磨いていただくセルフケアと、歯科医師、歯科衛生士が行うプロフェッショナルケアの2つがあります。プロフェッショナルケアでは患者さんが普段磨ききれない部分のプラーク(細菌の塊)を取り除き、セルフケアが十分に行われているかチェックします。

当院ではインプラントを入れた患者さんは通常3か月に1度の定期検診を行っています。

一度インプラント周囲炎にかかると悪化を食い止めることしかできませんが(これは実はご自分の歯の歯周炎でも同じです)、適切なお手入れで寿命を延ばすことはできます。

現在ではインプラント周囲炎や歯周病で再生療法も行われていますが、適応症は限られています。

インプラントを不幸にして抜いた場合も、再度骨を作って(骨造成・GBRといいます)インプラントを入れることもできます。

いずれにせよ、せっかく高額な治療費をかけたインプラントを大切にしてあげてください。残りのご自分の歯のお手入れも一緒に行い、口腔衛生の知識とスキルを上げることが全身の健康のお役にも立ちます。

お大事になさってください。

小金井歯科/高田 尚美
2021.08.27

こんにちは。
北野坂鳥居歯科医院の鳥居です。
インプラント周囲炎が進行してしまうと、最悪の場合インプラントが抜けてしまうことがあります。
せっかく入れたインプラントを長持ちさせえるためにも、今回しっかり治療を行い、今後のケアもしっかり行うようにしてくださいませ。
お大事にして下さいませ。

医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/鳥居 秀平
2021.06.04

こんにちは。京橋歯科医院の池村です。
インプラントを抜かなくてはいけない場合はおっしゃるように入れ歯という選択肢もありますが、ブリッジや再度インプラントを入れることもできます。
ただ、場所や状態にもよりますので主治医とご相談されると良いでしょう。
お大事になさってください。

京橋歯科医院/池村 光代
2021.06.01