お悩み相談

Pちゃん/2019.01.08

お悩みインプラント

インプラントを受けたいが、

歯周病ですが、インプラントは受けられるでしょうか?
いくつかグラグラしている歯があるのですが、そのうちの1本が抜けました。

こんにちは。
北野坂鳥居歯科医院の鳥居です。
歯周病だからと言ってインプラント治療が受けられないということはありませんが、歯周病がある場合は、インプラント治療の前にまずは歯周病の治療をする必要があります。
また、歯周病の治療の後、インプラント治療を行ったとしても、毎日のケアを怠ってしまうと、インプラントのまわりに汚れが付着し、今度は歯周病に似たインプラント周囲炎を起こしてしまうことがあります。
インプラント周囲炎は、最初に歯茎が炎症を起こし、次にインプラントを支えるまわりの組織や、顎の骨が壊れていき、そのまま放置すると最悪の場合はインプラントが抜け落ちます。
インプラントのまわりは抵抗力が弱く、炎症が進行しやすいため、天然歯よりも歯周病がより急速に広がり、重症化しやすいのです。
インプラントを長持ちさせ、今あるご自分の歯を長持ちさせるためにも、毎日のケアと定期的なメンテナンスがとても大切です。

医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/鳥居 秀平
2019.08.09

歯周病の細菌とインプラント周囲炎というインプラントの歯周病ともいえる病気を引き起こす細菌は似ています。
同じお口の中、歯周病菌はインプラントにも容易にお引越ししてインプラント周囲炎をおこします。

歯周病の方へのインプラント治療は不可能ではありませんが、インプラントの治療に入る前に歯周病の治療をしておくことが大切です。

また、歯周病にかかったことのある人は歯周病菌への耐性が低いので、インプラントを入れたとしても、その後のメインテナンスはより厳密に行う必要があります。

具体的には、定期的に歯科医院でプロケアを行い自分でも丁寧に歯磨きする覚悟が必要です。

小金井歯科/高田 尚美
2019.01.09

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

歯周病でもインプラント治療は可能ですが、歯周病をコントロールしてからになります。
歯周病ということは、インプラントを植える骨の状態がよくなかったり、お口の中の環境が悪いという状態なので、それを環境を良い状態に整備してからでないといけません。
お口の中の環境が悪いと、インプラントをしても長持ちしないことになります。
もちろん、グラグラしている歯や今後グラグラするだろう歯を全部抜歯してインプラントをするなら大丈夫でしょうが。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.01.09

歯周病だからインプラントが出来ないということはありませんが、インプラント治療をうけるのならば歯周病のコントロールは必要だと思います。インプラントもご自分の歯と同じように周囲炎になると脱落してしまうこともあります。ただ歯周病によって自然脱落したような箇所はインプラントを埋入できるだけの骨は残っていないと思いますので、CTなどの精査を行って骨が無ければ骨増生、骨移植が必要になる可能性が高いかと思います。その場合、大学病院やインプラント専門の歯科医院に通わなければ難しいかもしれません。この場で判断するには何の資料もございませんので、歯科医院できちんと検査を受けて診断してもらうことをお勧めします。

ますだ歯科医院/増田 啓太郎
2019.01.09