歯を失うと認知症になるリスクが高まる!?「噛むこと」の重要性とは?

長寿の国、日本において年々増え続けている認知症患者。厚生労働省の発表では、2010年時点で200万人もの高齢者が認知症を発症していると言われ、2020年までの10年間に約325万人に増加するという発表がありました。

認知症は進行すると、直前に聞いた言葉や自分の行動さえも記憶できなくなったり、心理的にもひどい不安感に襲われ、感情のコントロールがうまくできなくなってしまいます。そんな認知症は、私たちの生活の一部である「噛む」という行為と関係が深いことをご存じでしょうか。歯を失い、ものを噛めなくなることで、認知症になるリスクが高まると言われているのです。今回は、歯と認知症の関係性に迫ります。

全文を読む

2017.01.19 health小峰栞子