石田歯科医院/歯科医師 石田 徹

私は治療前のインフォームドコンセントを重視しており、まずカウンセリングを実施しております。
その上で患者さんの主訴やご要望にきちんと耳を傾け、患者さんと一緒に納得のできる治療プランを立案しております。
また、当院の話にはなりますがプライバシー保護の観点からカウンセリングルームにて行いますので、安心してどんなことでもご相談ください。

住所 〒161-0033 東京都新宿区下落合3-19-6 リバーナ目白2階
TEL 03-3565-1433

回答したお悩み一覧

全回答数 17件/合計いいね 72件/最新の回答 2020.07.01

匿名希望/2018.12.03

お悩み歯周病

歯周病で歯がしみる

歯周病で歯がしみます。痛いです。歯医者さんを予約しましたが、どのような治療になるのでしょうか?
痛みはすぐにとってもらえるでしょうか?

痛みについてお悩みかと思いますが、一口にしみるといってもたくさんの原因が考えられます。歯周病の炎症で歯茎がしみる感じがしているだとか(この場合はブラッシングなどでの対応)、歯周病によって歯が露出してしまってそこがしみてしまっているのか(この場合はブラッシングや生活指導、コーティング剤など程度によって対応は様々)、他にもむし歯だったり噛み合わせだったりと色々あります。原因によって対応は変わりますので、すぐ痛みが取れるかどうかも原因と程度によって変わります。
基本的には侵襲の少ない処置から行っていきますが、ご自身の気持ちや症状を伝え、担当の歯科医とよく相談してください。

2018.12.13

ヨシモト/2018.11.30

お悩み予防処置

虫歯菌を消すことはできないんですか?

虫歯は菌ですが、アルコール除菌とか熱殺菌みたくして治療することはできませんか?
塗れば虫歯菌が消える、みたいな。

残念ながら虫歯菌を消すことは出来ません。
そもそも口の中は腸の中と同じようにばい菌で満ち溢れています。体はとても合理的に出来ていますから口の中にばい菌を飼っておくことで外からのばい菌の侵入を防いでいると言われています。
ですのでこれを殺すことは体にもよくありません。
本来虫歯菌は一緒に生きていける存在ですので、悪さをしないよう歯磨きと砂糖のコントロールを上手にしていくほかないのです。

2018.12.01

coco/2018.08.22

お悩み予防処置

定期健診は数ヶ月に1回で大丈夫?

歯の定期健診の頻度って、数ヶ月~半年に1回で大丈夫なんでしょうか。歯磨きはちゃんとしていますが、それでも検診のない数ヶ月の間に手遅れになるような進行の早い虫歯がありそうで怖いです。

口の中の病気のほとんどが慢性疾患です。慢性疾患というのは生活習慣病のようなものだと捉えてください。その為、定期的なチェックと指導などメインテナンスが必要になる場合が多いです。
さて口の中の病気、大抵は虫歯と歯周病ですが、これは唾液の質や量、ばい菌の数や割合、お口の中の状況、歯ブラシの程度、間食の頻度などがたくさんの要素が複雑に絡み合って発症します。
我々歯科医師はそれらを加味してメインテナンスの頻度を決定します。なので担当の先生が必要と判断された期間がベストだと思います。
大雑把にいうと、いい習慣が守れていて、チェックの時に前回と同じ状態であるなら定期検診の期間はそのままでいいもしくはもう少し間を開けてもいいという判断になります。その逆もあります。初めは大体3ヶ月くらいからですかね。
定期検診は早期発見ということも大事ですが、病気の予兆をとらえたり、自律を助けたりといった側面が重要になります。
質問者さんのお口への関心の高さはとても素晴らしいと思うので、ぜひ上手な病気と歯科医院との付き合い方を続けていってください。

2018.11.19

ペペペ之介/2018.09.03

お悩み歯周病

歯周病の薬ってどんなのですか、どこで入手できますか

歯周病を治す飲み薬があるそうですが、
歯科医院では普通に治療するだけで中々良くなりません。
その薬ってどこで入手できるんでしょうか

歯周病の原因は歯垢(ばい菌の塊)であり、治療は物理的に歯垢を取り除くことが基本となります。
この歯垢は厄介なもので、ネバネバくっつき、薬などは跳ね返して細菌を守ります。
ですので薬が直接歯周病を治してくれる。ということは今の所ありません。
しかし、医師の管理のもと基本の歯周病治療と並行して補助的に薬(抗生物質)を用いると治療の効果が出やすいとの報告のあります。
蛇足ですが、歯周病治療において患者さん自身ができ、治療の効果に一番貢献できることは体調を整え、歯ブラシで歯垢を毎日落としてあげることです。
焦らずに一度、担当の先生と、歯周病や体の状態、質問者さんの希望などを相談して、質問者さんの歯周病にあった治療を受けられるようにしたらいかがでしょうか。

2018.11.17

フランケンシュタイン@歯周病/2018.10.31

お悩み歯周病

歯周病患者ですが、ブリッジで歯ぐきが傷んだりしますか……

ブリッジって、両サイドの歯に被せて真ん中の歯が無くなった部分に歯をつける(?)じゃあないですか。
あれって、歯周病の患者がしても、歯ぐきが痛くなったり傷ついたりはしないんですか?
埋め込むようなのとは違って、歯ぐきに直接くっつくことはないんですよね?

ブリッジとは橋渡しの意味で、なくなった歯のスペースを谷底とするとの両隣の歯が崖の向こう岸とこちら側になります。崖に当たる歯を一部削って谷底に歯の形を模した橋を掛けます。
ですので質問者さんがお悩みのように谷底に当たる歯肉に直接くっつく様な心配は有りません。ご安心ください。
しかし質問者さんの歯周病がコントロールされていれば何の心配ないですが、
橋をかける歯が橋の重みに耐えられるか、
ブリッジにしても歯周病の原因の歯垢をしっかり落とせるのか、など再発を防ぐ問題の解決や
視点を変えて、そもそも歯を失った理由は何だったのか、
というようなところから考えると健康への近道となると思います。

2018.11.15

noyuka/2017.11.29

お悩み予防処置

歯周病の予防

歯周病の予防は専用の歯磨き粉でできますか?

残念ながら歯周病の予防は歯磨き粉ではできません。
歯周病の原因は細菌の塊であるプラークといわれるものです。
これは歯の表面にネバネバの膜に覆われとくっついていて、薬などは浸透していきません。
これを取る唯一の方法は歯ブラシなどで機械的にこすることです。
なので歯周病の予防にはしっかりとした歯磨きが有効です。
また、歯周病には細菌の感染症という側面もあるのでばい菌に負けないよう免疫力を整えておくことも大切だと考えます。

2017.12.14

ルンバ/2017.02.02

お悩み根管治療

神経を抜いた方がいいと言われました。

奥歯に虫歯ができていたことは知っていましたが、諸事情で歯医者に行けず、ようやく行けたと思ったら、神経を抜いたほうがいいと言われてしまいました。説明には納得できたので、治療してもらうことにしましたが、それから数日経っても痛みが出ています。神経を抜くと歯の寿命は20年ほどと聞いたことがありますが、これを延ばす方法はあるのでしょうか?

神経がなくなってしまった歯の寿命が短くなってしまうと言われる原因には以下のことが考えられます。
①バイキンの感染による歯の根っこの病気
②修復物の隙間からの虫歯の再発
③歯の破折
どれも治療、メインテナンスの精度を高めることによりリスクを下げることができますが、
歯の寿命を延ばす上で1番大切なことは、そうなってしまった原因を考え、それを取り除くことだと思います。

2017.03.22