お悩み相談

うさコ/2018.09.05

お悩み矯正歯科

不正咬合の矯正に抜歯や手術は必要でしょうか?

不正咬合の矯正は、抜歯が必要でしょうか。
また、場合にもよるかと思いますが、抜歯の他に歯ぐきの切開など手術(?)も必要になるのでしょうか。

抜歯が必要な場合もあります。
成長が止まって歯を支える骨がそれ以上育たなくなってしまったら
歯を間引いて整える必要性が出てきます。
また顎の骨を切って前後のバランスを整えることもあります。
これらを避けるためには顔の成長が盛んな5~8歳の間に矯正する必要があります。
この時期に矯正をすることで歯が正常に生えるように骨ごと矯正可能です。
できるだけ外科的な介入を避けたければ低年齢での咬合誘導矯正を始めるべきです。

みらい歯科・こども矯正歯科/中村 好一
2018.09.09

まず抜歯の必要性についてお答えします。
矯正治療において抜歯が避けられない症例は多く存在します。
歯が大きく顎が小さい場合に無理に抜歯をしないで並べると、全く咬まなくなったり、歯根(歯の根っ子)が歯肉から飛び出してしまうことがあります。
また、なんとか歯を並べることができても、前歯が前方に突出し、口が閉まらない状態になってしまう場合は、抜歯をして口元を後方にさげるような治療を選択するべきです。

手術についてですが、うさコ様が想像されているものとは違うと思いますが、手術が必要になる症例もあります。
例えば、極端な受け口のように、上顎の骨に対して下顎の骨がひどく前方にズレている場合は、下顎を手術で下げる治療が必要です。
外科的矯正治療という方法で、矯正治療と外科治療が一体になった治療法です。全て保険治療の対象になります。

すずき矯正歯科/鈴木 智貴
2018.09.07