お悩み相談
いびきや睡眠時無呼吸症候群はマウスピースを装着することでよくなるというのは本当でしょうか?
こんにゃくさん、はじめまして。
瀬戸歯科医院副院長の瀬戸と申します。
いびきや睡眠時無呼吸症候群はマウスピースでよくなるかどうかについての
お話ですが、
マウスピースではそのものを治すという治療効果はありません。
したがって装置を外してしまうと元の状態に戻ってしまいます。
無呼吸症候群やいびきの治療は現在医科(耳鼻咽喉科・呼吸器内科)が中心となって
治療している状態です。
なので、睡眠時にC-PAP(シーパップ)という呼吸装置を使って抑制する方法が一般的です。
マウスピース療法はC-PAPよりも安価で携帯性に優れるので好評です。
ただし、マウスピース療法を健康保険を使って行う場合、
睡眠検査などの簡易検査や精密検査が必要になります。
歯科医院では歯の検査、顎関節の検査、噛み合わせの検査などをする必要があります。
- 瀬戸歯科医院/瀬戸 成
- 2018.01.19
現在「睡眠時無呼吸症候群」の治療は無呼吸が起こっている場合は、シーパップという装置を着用して
寝てもらう方法が一般的です。
しかし、シーパップを装着して眠りずらい患者さんの場合、お医者さんからの「マウスピース作成依頼の文章」
があれば、歯科でも、口の中の型を取り、マウスピースを、保険の範囲内で作ることができるようになりました。
ご質問のいびきや睡眠時無呼吸症候群が良くなるかどうかは、患者さんに入れてもらってみて、その後、
改善されたかどうかをお医者さんで検査してみないとわかりません。
まずは、お医者さんで検査をしてもらうことが、改善への第一歩ではないでしょうか?
- 川村歯科医院/川村 裕
- 2017.09.08