お悩み相談
妊娠中はかなり歯周病予防に気を使いましたが、産後もしばらく普段以上の対策をすべきでしょうか。
妊産婦の歯周病になりやすい期間というのは、大体いつ頃まで続きますでしょうか。
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。
妊娠すると歯周病になりやすと言われているのは、妊娠中にエストロゲンという女性ホルモンが多量に分泌されます。そのエストロゲンを好物とするのが歯周病菌です。妊娠により食嗜好が変わったり、つわりによって食事の摂取回数が増えたりと、上手く口腔ケアができないことにより、歯周病菌が増え、妊娠時に歯肉が腫れたり出血したりする妊娠性歯肉炎が起きやすくなるのもその一つであります。
産後は女性ホルモンの影響は低下しますが、普段通りお客様にあったホームケアとともに、歯ブラシなどでは取り切れないバイオフィルム(細菌の塊)を専門的ケア(歯科医院でのクリーニング)の両方を行っていただくことで、虫歯や歯周病の予防となることは、どんな方でも同じであります。
- たけうち歯科クリニック/竹内 伸一
- 2021.02.24