お悩み相談
なぜ女性ホルモンが増えることによって口腔内が不健康になるのですか?
どう関係しているのかよく分かりません。
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。
妊娠中は女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が増加し、特にエストロゲンという女性ホルモンは、ある特定の歯周病菌の増殖を促進して、歯肉の細胞を標的とすることが知られています。一方、プロゲステロンという女性ホルモンは、炎症のもとであるプロスタグランジンを刺激します。
この女性ホルモンは、出産前には月経時の10~30倍になるともいわれるため、妊娠中期から後期にかけて歯肉炎(妊娠性歯肉炎)が起きやすくなります。
お口の中を清潔にしておけば、起こりにくいのでお口の中を清潔にしておきましょう。
- たけうち歯科クリニック/竹内 伸一
- 2018.10.18