お悩み相談

加湿器/2020.07.03

お悩み根管治療

根管治療は将来安心できますか?

もともとの歯は残ってた方がいいと思っていますが、まだ30後半なのでこの先のことが心配です。
結局抜歯になるなどの事態はある程度覚悟していますが、神経のない歯を残すリスクと、それを回避するためにできることがあれば教えて欲しいです。

こんにちは。
北野坂鳥居歯科医院の鳥居です。
虫歯の悪化が進むと、歯の表面のエナメル質から内側の象牙質、そしてその内側にある歯の神経にまで汚染が進んでいきます。すると何もしなくてもかなりズキズキ痛み、そのまま放っておくと抜歯しなければならなくなります。できるだけ抜歯を避け根管とは歯の神経が入っている複雑な形状をした細い管で、その中の虫歯菌に汚染された神経や血管、汚染歯質を除去して洗浄・消毒し、歯の根の先まですき間なく薬剤で充填して密閉するのが根管治療です。根管治療は細かい部位の細かい処置の連続で、少しでも細菌を残してしまうと再発してしまうので精密さが要求されます。、歯を残すために行うのが歯の神経の治療「根管治療」です。
当院では、精度の高い根管治療をご提供するために、歯科用CTを活用し、見えない部分を可視化したうえでマイクロスコープを活用して実際に治療部位を拡大視します。また治療中に唾液などを介して細菌が入らないようにラバーダムやzoo(吸引、防湿器具)を使用し、衛生管理を徹底し滅菌処理した器具を使って治療します。さらに、適度な柔軟性があるニッケルチタンファイルを活用し、電動モーターや低速コントラハンドピースを用いて根管を傷めないような処置をご提供するのです。薬剤の根管充填の際にもオブチュレーションシステムを用いて封鎖性を高め、精密な治療を可能にしています。
出来る限り永く、ご自分の歯を多く残していくためにも、より精密な適切な治療をお受けになることをオススメ致します。お大事にしてくださいませ。

医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/鳥居 秀平
2020.09.25

こんにちは。京橋歯科医院の池村です。

神経を抜いた歯のリスクですね。
まず、神経の治療をしっかりと行うことです。
出来ればマイクロスコープやラバーダムを使用し、しっかりと治療します。
そしてかぶせものをセラミックやゴールド等の精密な作成ができ、強度が高い素材で作成することです。
結果として長く使えるようになります。
中途半端な神経の治療や銀歯のかぶせものですと再発のリスクが高まります。

歯を抜いた場合はご存じかもしれませんが
1入れ歯 保険
2入れ歯 自由診療
3インプラント
4ブリッジ 保険(一番奥の歯を除く)
5ブリッジ 自由診療(一番奥の歯を除く)
の治療法が一般的です。
それぞれメリットデメリットがあります。
費用や手間がかかるので抜歯を出来るだけ避けることをおすすめ致します。

よく主治医とご相談されると宜しいでしょう。
お大事になさってください。

京橋歯科医院/池村 光代
2020.07.08

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

神経のない歯を残すリスクは、どの程度の歯のことをいうのかわかりませんが、大きな虫歯の歯でも、神経処置をしてできるだけ残すようにしていきます。
残しても厳しい歯は抜歯になりますが、抜歯せずに放置することにリスクとしては、感染だったり、顎骨吸収などがあります。
回避することを考えるより、まずは正しい方法を歯科医師に説明していただいて下さい。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2020.07.03