お悩み相談

みながわ/2021.12.22

お悩み歯周病

虫歯になりづらくても歯周病には関係ないですか?

家系的なものなのか祖父母両親兄弟ともに虫歯になりづらい体質なんですが、祖父母は歯周病が原因で何本か歯を抜いてます。
虫歯にならないのは口の中の菌が少ないからと思い込んでましたが、歯周病の菌はまた別なんでしょうか?

こんにちは、五反田みとめ歯科、院長の三留です。

虫歯と歯周病のなりやすさについてのご質問ですね。

仰っているとおり、虫歯と歯周病の原因になる菌は全く別のものです。
また、それぞれが互いに抑制的に働くため、虫歯になりやすいと歯周病になりにくく、歯周病になりやすいと虫歯になりにくいことが多いです(わずかですが、どちらにもなりやすい、もしくは、なりにくいタイプの方もいらっしゃいます)。

虫歯になりにくい方は、虫歯の原因菌は少なくて歯周病の原因菌が多くいると思われます。
いずれにしろ毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスが必要だと思います。
歯科医師、歯科衛生士によっても歯周病への意識や向き合い方は異なります。信頼出来る歯科医院を見つけて一度ご相談なさってみても良いかもしれません。

以上、ご参考になれば幸いです。

五反田みとめ歯科/三留 康司
2021.12.25

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

虫歯も歯周病もどちらも感染症になります。細菌も別のものになります。
歯周病菌の中でも悪玉細菌の1つであるPorphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス/P.g菌)は、大人になってから感染します。虫歯菌は幼少期に感染することなります。主に親御さんから虫歯菌は感染することが多く、親御さんが虫歯が多いと、お子様も虫歯菌に感染しやすくなるということになります。ただ、歯周病も虫歯も感染しても発症しないようにしていけば、歯周病や虫歯にならないことになります。
どちらも正しいホームケアとともに、歯科医院での定期的な健診とプロケアによって、細菌をコントロールしていくことが大事です。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2021.12.22