お悩み相談

フランケンシュタイン@歯周病/2018.10.31

お悩み歯周病

歯周病患者ですが、ブリッジで歯ぐきが傷んだりしますか……

ブリッジって、両サイドの歯に被せて真ん中の歯が無くなった部分に歯をつける(?)じゃあないですか。
あれって、歯周病の患者がしても、歯ぐきが痛くなったり傷ついたりはしないんですか?
埋め込むようなのとは違って、歯ぐきに直接くっつくことはないんですよね?

ブリッジとは橋渡しの意味で、なくなった歯のスペースを谷底とするとの両隣の歯が崖の向こう岸とこちら側になります。崖に当たる歯を一部削って谷底に歯の形を模した橋を掛けます。
ですので質問者さんがお悩みのように谷底に当たる歯肉に直接くっつく様な心配は有りません。ご安心ください。
しかし質問者さんの歯周病がコントロールされていれば何の心配ないですが、
橋をかける歯が橋の重みに耐えられるか、
ブリッジにしても歯周病の原因の歯垢をしっかり落とせるのか、など再発を防ぐ問題の解決や
視点を変えて、そもそも歯を失った理由は何だったのか、
というようなところから考えると健康への近道となると思います。

石田歯科医院/石田 徹
2018.11.15

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

ブリッジ治療は、欠損した歯の部分に歯をつくるために、左右の歯を削って被せ物でつなげる処置になります。
いわゆる建築物の「橋」と同じですね。そのためにも左右の歯がしっかりしていることが重要です。
歯周病の方がブリッジ治療をすることは可能でありますが、歯周病で歯を支える骨が弱っていたりすると、1本の歯よりも負担がかかりますので、より歯がグラグラになったりします。歯周病の方は、より健診をしっかりして、治したブリッジの管理をしていただくことをお勧めいたします。
歯ぐきに直接くっつくわけでなく、歯ぐきに沿ってブリッジを作製することが多いので、そこはご心配なく。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2018.11.02