お悩み相談

いさお/2019.05.28

お悩み歯周病

妊娠中の歯周病

高齢出産の場合、妊娠中の歯周病などは
より気をつけなくてはいけないでしょうか。

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

妊娠であれば高齢出産など関係なく、歯周病については気をつけていくことになります。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化だけでなく、つわりによる吐き気がひどくなることで、食生活が不規則になったり、歯磨きが不十分になったりして、歯肉炎のリスクが高くなることはよくあります。
さらに、歯周病になると、母体や胎児に影響がでてくることがあります。
赤ちゃんがいる子宮の中には、母親からたくさんの血液が送り込まれます。
母親が歯周病の場合、血液中に歯周病菌が混入してしまい、胎盤を通して胎児に感染してしまう恐れがあるのです。
また、 歯周病は早産の原因にもなり、早産する割合は7倍以上と言われています。早産や、出生体重2500g以下の低出生体重児の母親を調査したところ、歯周病に罹患していた人が多く見られています。
アルコールやタバコ、高齢出産など他の早産リスクよりもはるかに高いのです。

妊娠中も定期的なクリーにイングは、お受けいただくことを私はお勧めしています。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.05.28