お悩み相談

矢代 航也/2019.08.30

お悩み小児歯科

過剰歯のニュースをみました、

インドの、歯が「526本」ある男の子のニュースを見ました。
過剰歯って基本子供の時に見つかりますか?
子供の頃に見つかれば、小児歯科で治療が可能なんでしょうか。
本数は人それぞれですか?

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

そんなニュースがあったんですね。
過剰歯は、骨の中に埋まっている場合は、レントゲン撮影をしないとわかりません。過剰歯でも生えてくるものは、診察で確認することができます。
過剰歯は子供でも大人でも処置(抜歯)は可能であります。子供の頃に発見されると、永久歯が萌出するのに影響を与える場合があるので、抜歯することは多いです。
永久歯の萌出などに影響を与えない過剰歯なら、経過をみていくこともあります。
本数は1~2本が多いですが、今回は突然変異か何かなのでしょう。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.08.31

佐賀県鳥栖市みらい歯科こども矯正歯科の中村でございます。
確かにそのようなニュースありましたね。過剰歯は、レントゲンを撮影して偶然発見されることもあります。うちの医院では、5歳以上になると保護者の同意のもと、全体を写すパノラマ撮影をしますが、その時に発見することが多いです。パノラマでは、まだ萌出前の永久歯の数や顎の骨の異常が無いかを確認するのですが、過剰歯が発見される時は、上の前歯のちょうど真ん中あたりに一本発見される場合がほとんどです。その過剰歯が永久歯の萌出を阻害していたり、何らかの異常をきたす際は、摘出することもありますが、その際は小児歯科や歯科口腔外科での治療が可能です。
また歯の本数は、乳歯で20本、永久歯で28本(親知らずは含まない)が基本です。逆に過剰歯ではなく先天的に歯の数が少ない場合もございます。これは稀なケースではありません。
何事も早めにわかっていると、予防処置が取れますので、お子様がいらっしゃるのであれば、小さい頃からの歯科受診をお勧め致します。

みらい歯科・こども矯正歯科/中村 好一
2019.08.31