さかえ歯科医院　院長の榮です。質問者様のマウスウォッシュを洗口液と理解して説明させていただきますと、洗口液はプラーク等の汚れが蓄積した状態で使用しても、プラーク付着抑制効果は期待できないことが報告されておりますので、まずブラッシングでプラークをできるだけ落としていただいてから、洗口液を使用することで、洗口液の効果を最大限に引き出すことができます。

歯磨剤に含まれるフッ化物やその他薬効成分が洗口液で流されてしまうことを考えますと、ブラッシング後少し間を空けてから使用することが望ましいと考えられます。

ブラッシング後５分以上経過してから、有効性のある洗口液を10mｌ以上の量で１日２回30秒以上の洗口が望ましいとの報告がございます。

さかえ歯科医院／榮 健臣

2023.06.27

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

マウスウォッシュは口腔内の浄化や口臭の防止を目的としています。

マウスウォッシュには大きく分けて2つあり、「洗口液」と「液体歯磨き」になります。液体歯磨きの中に洗口液が含まれて呼称されることもありますが、同じものではなく使用するタイミングに違いがあります。お使いの製品の使用方法を確認してみてください。

基本的な使い方とタイミングしては、製品によって多少の違いがありますが、「歯磨きの前」あるいは「歯磨きの後」に口の中に洗口液を含み、20~30秒ほど揉むように歯間を行き来させ、その後口から出します。歯磨き前に行った場合はそのまま口をゆすがず歯磨きをする形になります。
洗口液の効果を最大限得るのであれば、「歯磨きの後」に使用した方がよいです。

たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

2023.06.21