お悩み相談

Toshi/2019.05.10

お悩み審美治療

テトラサイクリン歯について

若いころから自身の歯の色や変な模様を気にはしていたのですが、最近テトラサイクリン歯というものを知り、もしかすると・・・と思っています。どんな病気の薬を使用するとこんな色になってしまうんでしょうか。それと色を目立たせなくする方法も知りたいです。

こんにちは。
麻布十番歯科オーラルケアです。
テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系抗生物質により変色した歯をさします。
歯の形成期(0~12歳頃)に、この抗生物質を大量にとると、副作用として歯の変色が起きます。歯の中に、薬に含まれる蛍光粒子が取り込まれ、象牙質に着色を起こします。 また、蛍光粒子が紫外線によっても変色してくるので、生えたての時には気になっていなくても徐々に歯の色が気になってくるという方もいらっしゃいます。 この場合、唇により紫外線をさえぎられている部分とそうでない部分に分かれるため、唇に一致した線が歯全体で出てくるのが特徴です。
テトラサイクリン歯の改善には、ラミネートベニア(歯を削り、白いセラミックのチップを歯の表面に貼りつける方法)やダイレクトボンディング(歯の表面をレジンという歯科用プラスチックで覆い、光を当てて固める方法)、ホワイトニングといった方法があります。
歯の着色の状況によって適した治療は異なってきますので、一度歯科医院で診てもらうことをオススメ致します。
お大事にしてください。

麻布十番歯科オーラルケア/鳥居 秀平
2019.10.04

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

テトラサイクリン歯は、妊婦や授乳中の母親、および永久歯の形成期(出生直後~小学校入学前後の8才頃)までの小児がテトラサイクリン系抗生物質を多量に投与された場合の副作用として歯の変色が起こった歯のことをいいます。最近はテトラサイクリン系抗生物質は、ほとんど使うことがなくなっています。

テトラサイクリン歯は、歯の内部の象牙質に着色してしまって、歯が縞々模様のように変色しています。

テトラサイクリン歯は、ホワイトニングである程度改善することができますので、まずはホワイトニングをされることをお勧めいたします。もちろん歯を削って、被せ物で治すことも可能ではあります。

ホワイトニングに関しては、全国に加盟院のあるホワイトエッセンスをお勧めいたします。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.05.11