お悩み相談

tanjiro/2021.06.16

お悩み入れ歯・差し歯

差し歯の素材

見た目の問題で前歯の差し歯を保険がきかないものにしたいんですが
選べる素材の中では、強度的にはメタルボンドが一番強い素材になりますか?

こんにちは。京橋歯科医院の池村です。
素材には色々ありますが、歯の状態によります。
歯茎の下にどれくらい歯が残っているか、歯茎は健康かなどによって歯科医師は素材を選びます。
単純な硬さではジルコニアですが、硬いので噛み合う歯が削れたりすることもあります。
見た目ではセラミックが自然です。メタルボンドクラウンは金属の表面にセラミックを張り付けていますので、透明感がセラミックに劣ります。
ひとつ別の見方をすると、神経を抜いた歯の治療で大切なことは歯の根の治療をしっかりと行うこと、そしてかぶせものを良い物で作成することです。
強い=長持ちということで考えると歯の根の治療は自由診療でラバーダムを使用しマイクロスコープを使うなど、再発リスクを下げたうえでかぶせものを選ぶと長持ちするでしょう。
お大事になさってください。

京橋歯科医院/池村 光代
2021.06.18

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

前歯の保険外診療(自費)の被せ物は、メタルボンドやオールセラミックがありませす。それぞれ陶材を使用していますので、経年劣化(色合い)は保険よりも防ぐことができます。
普段の日常生活で歯にかかる力はそれほどないので、強度で選ぶのではなく、他の要素でお選びいただければと思います。どんなに強度が強い素材でも、ご自身の残っている歯の手入れがわるければ、被せ物がとれたり、壊れてしまいます。大事なのは被せ物ををした後のメンテナンスとなります。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2021.06.16