世界初「AIスマートミラー」による口腔内ケア ライオン・IMJ共同開発のテクノロジー
近年、急速な発展を遂げている人工知能(AI)関連のテクノロジー。将棋の「電王戦」でAIが搭載されたロボット「ポナンザ」が現役の名人である佐藤天彦氏に勝利し、大きな話題を呼びました。また、「将来的にAIが人間の職業を奪う」というショッキングなニュースが報じられるなど、その進歩は人間の能力をも凌駕するレベルに達しつつあります。技術革新が著しいAIですが、歯科の領域においてはそうしたテクノロジーが導入されるのはまだまだ遠い未来だと考えていた方が多いのではないでしょうか。
しかし、ライオン株式会社と株式会社アイ・エム・ジェイ(以下、IMJ)が、世界で初めて音声でコミュニケーションが取れるオーラルセルフケア「AIスマートミラー」を共同開発したことで状況は一変しました。
予防歯科においてもAIが導入されることによって、口腔内ケアの仕方も大きく変化を遂げていくことでしょう。この近未来的な装置は何を目的に開発され、今後どう活かされていくのかを取材するために、Ha・no・ne編集部の森下はIMJ本社を訪問!開発に関わった担当者の方からお話を伺ってきました。
2017.11.13 interviewHa・no・ne編集部