【歯の白と黒の歴史トリビア第7回】日本で歯磨きの文化が浸透したのはいつ?
今日は、良いお日和ですね!Ha・no・ne編集部、ライターのMです。春が近づき、今年は例年よりも早く桜が満開になりますね。ところで、昔から花は詩人にとって欠かせない要素でしたが、ご存知でしょうか。
梅や桜の詩を詠む詩人は多く、古今和歌集にいくつも選歌されている平安時代の有名歌人、在原業平なんかは「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし(桜がこの世になければ、咲くのを待ちどおしがったり、散るのを惜しんだりせず春を穏やかな気持ちで過ごせたのにな)」という、なんとも趣深い詩を詠んでいます。
この詩には「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき(惜しまれて散るからこそ、桜は素晴らしいのです。この世に永遠なんてものはないのですから)」という詠み人知らずの反歌があり、当時の人たちの美意識や詩のセンスは、現代人の心にも響く、色あせないものを感じますね!
さて、今回の「歯の白と黒の歴史トリビア」は、「日本で歯磨きの文化が浸透したのはいつ?」という題材です。歯磨きの文化がなかったために、源頼朝や豊臣秀吉といった偉人が虫歯や歯周病に苦しんできたことを過去に紹介しましたが、日本ではいったいいつごろから歯磨きの文化が定着したのでしょうか。
2018.03.23 healthHa・no・ne編集部M