お悩み相談

はやっし/2021.12.07

お悩み虫歯

治療を急がない虫歯についてアドバイスをいただきたいです。

治療は急がなくていいと言われた虫歯ですが、いずれ治療することになるなら先にやってもらっておいた方がいいのか、様子見て進行してきたタイミングでしてもらった方がいいのか、迷っています…。
場所が悪くいつもの保険の詰め物じゃ難しいとのことで、治療は結構削ることになりそうです。
知識がなく決断しきれないので、アドバイスをいただけると幸いです…。

こんにちは、五反田みとめ歯科、院長の三留です。

虫歯の治療のタイミングについてのご相談ですね。
どのタイミングで歯を削って治療をするか、という問題は、我々歯科医師にとっても悩ましい問題で絶対の正解というものは残念ながらありません。

お口の中の状態を拝見していないのでなんとも言えませんが、ただ一つ言えることは、治療をするにあたって自由診療も含め、最善の選択をしておくことで再治療率を下げ、長期的に歯を削る行為が少なくて済むようにしておくことが大切である、ということです。

保険診療で使用できるプラスチックや金属の詰め物は10年経過でおよそ半分弱が虫歯で再治療になる、という研究もあります。それに対してセラミックの治療だと同じ10年経過で虫歯による再治療が数%という研究もあります。

虫歯の場所、大きさ、歯並び、噛み合わせによって修復の仕方が異なり、削る量も異なります。削る量が少ないに越したことはありませんが、適切な修復のためにあえて大きく削ることが必要になることもあります。

歯の状態によって何が良いかを言い切ることは難しいですが、少なくとも色が綺麗だからセラミックにしよう、ではなく、再治療率が低い高品質の治療として求めていかれると良い歯科医師と出会いやすくなるかもしれません。

以上、ご参考になれば幸いです。

五反田みとめ歯科/三留 康司
2021.12.10

こんにちは、佐賀県鳥栖市にあります、みらい歯科こども矯正歯科の中村と申します。
治療を急がなくていいと言われたということは、小さなむし歯なのでしょうね。
初期の虫歯ですと治療すると健全な歯を沢山削ってしまうことになるので、様子をみることもあります。
不安でしたらもう一度通っている歯科の先生に相談されて、説明を聞かれてはどうでしょうか。

みらい歯科・こども矯正歯科/中村 好一
2021.12.09

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

お客様のお口の状況を一番知っている先生がそのように言われるなら、それでよいのではないでしょうか。
初期の虫歯であれば、正しいセルフケアとともに歯科医院でのプロケアを行っていくことで、進行しなかったり、また再石灰化といって修復されたりすることもあります。
どうしても気になるということであれば、他の先生に虫歯の状況を確認していただくしかないでしょう。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2021.12.08