お悩み相談

麦わら/2019.12.05

お悩み口腔外科

歯と骨について知りたいです!

歯と骨との違いが知りたいです!
歯と骨とはつながっているんでしょうか? 丈夫さなども違いますか?
たとえば、骨粗しょう症の人だと歯も弱くなったりするんでしょうか?
よろしくお願いします!

 歯は、歯根膜という組織を介して、骨に埋まっています。その骨の中に歯とつながっている神経が通じていて、虫歯で歯が悪くなると、歯に植わっている神経を通して、歯に痛みが出ます。また、歯を支えている骨が溶けるのが歯周病です。歯周病がひどくなると、歯を支えている骨が少なくなって、歯がぐらぐらしてきて、放置すればやがて抜けてしまします。
骨粗しょう症の方でも、歯周病がなければ、歯が弱くなることは、少ないと考えます。

川村歯科医院/川村 裕
2019.12.07

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

歯と骨はつながっているわけでなく、それぞれ別の組織になります。
歯(歯の根っこ、歯根)と骨の間には、それぞれをくっつけている「歯根膜」という組織(繊維性の組織)があります。歯(歯根)と歯の周りの骨(歯槽骨)を結び付けている重要なものになります。
食べ物を咬むとき、歯にかかる力を吸収・緩和し、歯に加わる力が直接骨に伝わるのを和らげるクッションの働きをしています。
骨粗しょう症では、歯を支えている骨がもろくなることはありますが、歯は別組織になりますので、骨粗しょう症と関係はないことになります。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.12.06