お悩み相談

八坂/2021.07.15

お悩み口腔外科

顎のすり減ったりずれたりした軟骨はもう元にはもどりませんか?

顎関節の軟骨がすり減ったかずれていると10年ほど前に診断され、マウスピースと痛み止め、筋肉に電気を流す治療を受けました。
高校の部活で顎を酷使したのが原因だったので、卒業後は痛みも無くなり治療も終わりましたが、このすり減ったりずれたりしていた軟骨は元の健康な状態に戻ることってないでしょうか。
痛みはありませんが、顎のカクカクする感じはいつまで経っても慣れないので、治療できるならしたいです。

こんにちは。
麻布十番歯科オーラルケアです。
一度すり減ってしまった顎の軟骨が元に戻るということは残念ながら難しいですが、悪化させないためにも就寝時はマウスピースを必ず使用し、普段から食いしばりをしていないか意識的に注意すること、安静時の舌の位置が上の前歯の裏側にある事を習慣づけるなど、意識するようにしてみてくださいませ。
お大事にしてください。

麻布十番歯科オーラルケア/鳥居 秀平
2021.07.16

 ご心配ですね。10年ほど経過しているようですが、すり減った軟骨は、元に戻ることは少ないかもしれません。以前は、マウスピースをお使いいただくことがまずファーストチョイスでしたが、その後の研究から、「生活習慣の改善」や「口の周りの筋肉を緩める」などの治療方法も、あります。このような治療はまだまだ、治療してくれる歯医者さんが多くありませんが、お探しになってみて、一度歯科医院に相談してもらうことも、よろしいかもしれません。
 お大事になさってください。

川村歯科医院/川村 裕
2021.07.15