名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

一般的に普段、人が歯を噛み合わせている時間は、1日20分程度以内とされています。しかし、普段から歯を噛み合わせることが癖になり、長い時間歯が接触していると、食いしばりや歯ぎしりのように、歯に大きな負担がかかることが考えられたりします。
その長い時間、上下の歯を無意識に接触させてしまう癖をTCH（Tooth Contacting Habit：歯列接触癖）と呼んでいます。TCHを日々続けることで歯へのダメージが重なり、歯が欠ける、冷たいものがしみる、顎が痛いなど、お口周囲の症状から、頭痛、肩や首がこる、といった全身症状が出ることもあったりします。

たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

2022.04.09

　ご心配ですね。基本的に唇が閉じている状態の時には、上下の歯はかみ合っていないほうが，良いといわれています。上下の歯が合わさっている状態ですと、かみしめてしまう場合が多く、これが癖になってしまうと、顎関節症やづ通の原因にもなってしまうとも考えられています。唇を結んで、上下の歯がかみ合わない状態をできにくい方の場合は、舌の位置を気を付けていただきたいです。舌を上あごにくっつけてみてください。この状態を維持できれば、自然と、上下の歯はかみ合わないと思います。
　お大事になさってください。

川村歯科医院／川村 裕

2022.04.08