お悩み相談

JJ/2019.03.18

お悩みいびき・睡眠時無呼吸症候群

SASの治療についてお聞きしたいです。

今朝、番組でいびき、睡眠時無呼吸症候群が取り上げられていました。
そのなかで、のどちんこ(口蓋垂と言うんでしたっけ…?)を切除する治療が紹介されており、特に耳鼻咽喉科では保険が適応されるとのことでした。
父が機械?をつけて寝るのがしんどいようで、番組内容に食いついおり、まずは料金などをお医者さんに相談したいのですが、番組内では盲腸のように取っても問題の無い部位と紹介されていましたが、本当に切除しても大丈夫でしょうか?

JJ様、お悩み拝見致しました。
きけがわ歯科医院の亀卦川です。

お父様が睡眠時無呼吸症で、CPAP(就寝中に気道へ空気を送り込む機械)を使用しているのですね。
装着時の違和感あると、睡眠の質が悪くなります。お気持ちはお察し致します。

さて、お悩みへの回答です。
耳鼻科では、無呼吸を伴わない単純性いびきやのどの狭窄を伴った睡眠時無呼吸症候群が保険適応となります。 局所麻酔にて外来手術として行います。

レーザーなどを使って、口蓋垂の下半分を切除して咽頭を広くします。全て切除するわけではないので心配はいりません。食事の時などに痛みが残りますが、1週間程度で良くなります。

追記として、歯科医院でOA(口腔内装着装置)と言うマウスピースでCPAPから離脱する方もいるので、スリープクリニックや耳鼻科の先生に相談することをお勧め致します。

亀卦川 博仁

きけがわ歯科医院/亀卦川 博仁
2019.03.18