お悩み相談
歯周病が進行してぐらつく歯があったりして食事にも影響がではじめている人は、もう症状の改善も見込めないでしょうか、、
歯周病の治療は進行を止めるためのものだそうですが、そこから歯のぐらつきを治し元の食事できる状態まで戻していくというのは無理でしょうか、、
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。
歯周病は歯を支えている骨(歯槽骨)がなくなっていって、歯がグラグラして、最終的には抜けてしまうということはご存知かと思います。基本的には、なくなった骨を増やすことはできないので、できるだけ現状維持をさせたり、あるいは進行を極力抑えていくことが、歯周病治療になります。
歯周病治療をしていって、少しグラグラの歯がしっかりとすることはございます。これは骨がよくなったわけでなく、周りの歯茎が改善したことでよくなったように感じることはございます。
歯周病はなってから治療をするのでなく、ならないようにしていけばよいわけですが、みなさん悪くなってから受診される方が多いです。歯周病にならないためには、お口の状態にあったホームケアと歯科医院でのプロケア(クリーニング)を定期的に行っていけば、歯周病菌もコントロールできて、一生健康的な歯や口元で過ごせます。
自分のためにクリーニングをしていきましょう。
- たけうち歯科クリニック/竹内 伸一
- 2021.11.20
こんにちは、五反田みとめ歯科、院長の三留です。
歯周病についてのご質問ですね。
歯周病の治療によって症状が改善するケースはあります。
確かに、歯周病にかかる前の健全な歯肉に完全に戻ることは、残念ながらありません。
しかし「歯周病の治療は進行を止めるため」という言い方になりますが、適切な治療を行う事で、食事ができるようになる事はもちろんあります。
ただ、歯の状態や、あまりにも骨が失われてぐらつきが大き過ぎる場合等、該当する歯を抜歯しないといけないことも残念ながらあります。
現在の歯周病の進行度合い、残っている歯の本数、残せる歯の本数、受けられている歯周病治療、メンテナンスとセルフケアの頻度と質、噛み合わせ、などによって考えられる治療のプランは変わってきます。
もし、今も治療を受けられていて、その結果に満足できていない、または治療方針に疑問がある等、ご不安な事があれば、一度セカンドオピニオンとして歯周病治療に力を入れている歯科医院を探されても良いかもしれません。
歯科治療は回数も期間もかかる事が多いため、通いやすく、そして何より信頼できる歯科医院が見つけられると良いですね。
ご参考になれば幸いです。
- 五反田みとめ歯科/三留 康司
- 2021.11.20