お悩み相談

瀬見/2018.12.26

お悩み予防処置

シーラントの予防効果につきまして

子どもの虫歯予防についてです。
シーラントを定期的に確認・処置してもらえば、虫歯にはなりませんか?
それとも、必ずしも防げるというわけではないのでしょうか?
歯磨きは1日3回(朝晩のみ仕上げ磨き)行っています。

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

シーラントとは、奥歯の咬む面の溝の部分にプラスチックを埋め込んで、その溝からできる虫歯を予防する方法です。特に6歳頃になると生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯ともよく言います)は重要です。奥歯でブラッシングしづらいことと、生えたばかりの頃は柔らかく形も複雑なため、虫歯になりやすいからです。もちろん乳歯にも予防として行う場合もあります。

シーラントは、歯の溝からできる虫歯を予防できますが、歯の間や歯茎の際などの虫歯の予防は出来ません。またシーラントをしても、その周囲は虫歯になりますので、定期的な健診をされるとよいでしょう。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2018.12.27

残念ながら現在、これをすれば絶対むし歯にならないということはありません。
シーラント治療ですが、これは子供のむし歯の好発部位である小窩裂溝(歯の凸凹の谷の部分)をフッ素が染み出るセメントで物理的に埋める治療です。
ですのでその部分はむし歯になる可能性は減りますが他の部分はそうではありません。
シーラントもやっており、歯ブラシは十分されているようなので、今後は砂糖のコントロール(これが一番大事だと思います)、フッ素の応用などで多角的にむし歯リスクを減らしたらいかがでしょうか。

石田歯科医院/石田 徹
2018.12.26