お悩み相談
詰め物の周りが黒くなったのですが着色汚れ?だと思います。
詰め替える以外に黒さを白に近づける方法って何かありますか?
対処法があれば教えていただきたいです。
こんにちは。北九州のみえない矯正の「つは歯科・矯正歯科」の津覇です。
詰め物の周りの黒ずみは色々種類があります。
①歯の詰め物の周りが黒くなっている
虫歯の治療で部分的に削って白い詰め物で詰めた場合、経年的に変色してきたり、境目のところにギャップが生じてステインがたまって取れない場合があります。一度隙間に入り込んだ着色や強固なステイン汚れはご自身で落とすことは難しいと思います。そのような場合、歯科医院である程度はクリーニングで落とすことはできますが、状態によっては再治療が必要な場合もあります。
また、黒い原因が着色ではなく、2次カリエスといって周りから虫歯になっている場合もあります。その場合は虫歯の治療が必要になってきます。
②被せ物の周りの歯茎の黒ずみ
被せ物の周りの歯肉の黒ずみは『メタルタトゥー』といい、歯茎に金属が溶出して染み付いた黒色のことをいいます。白い被せ物の中には金属で裏打ちされているものや、歯の土台が金属で作られているものがあります。
歯のメタルタトゥーは入れ墨と同じくして被せ物のやり変えだけでは取れません。
このような場合、保険適応外ですがレーザー照射などで除去が可能です。
現在では金属を用いない治療が主流になってきているので、レーザーで黒ずみを除去した後でメタルを使わない素材(ジルコニアやオールセラミックもしくはハイブリッド等)で再治療するほうがいいと思います。
いずれにしても歯科医院での診断が必要になりますので歯科医院でご相談されてみてください。
- つは歯科・矯正歯科/津覇 登志
- 2024.08.29
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。
詰め物の周りが黒くなってきたのは着色汚れによるものが多いです。
歯ブラシでは取り切れない汚れだったりしますので、歯科医院でクリーニングをしてもらったり、クリーニングで取れない黒ずみは研磨してもらったりするとよいでしょう。
それでも取れない黒ずみ(深い詰め物の隙間に入った汚れ)は、詰め物の一部を詰め替えることによってキレイになります。
- たけうち歯科クリニック/竹内 伸一
- 2024.08.29