お悩み相談

歯ぁくん/2019.07.17

お悩みインプラント

インプラントにしたら歯周病になりやすくなるか

インプラント自体は作り物ですし虫歯にはならないと思いますが、自然な歯よりも歯周病にはなりやすくなりますか?

こんにちは。
北野坂鳥居歯科医院の鳥居です。
質問者さんのおっしゃる通り、インプラントは人工物なので、むし歯にはなりません。
ですが、毎日のケアを怠ると、インプラントのまわりに汚れが付着し、歯周病に似たインプラント周囲炎を起こしてしまうことがあります。
インプラント周囲炎は、最初に歯茎が炎症を起こし、次にインプラントを支えるまわりの組織や、顎の骨が壊れていき、そのまま放置すると最悪の場合はインプラントが抜け落ちます。
インプラントのまわりは抵抗力が弱く、炎症が進行しやすいため、天然歯よりも歯周病がより急速に広がり、重症化しやすいのです。
よって、インプラントを長持ちさせるためにも、定期的に通院しメンテナンスすることが大切となります。

医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/鳥居 秀平
2019.08.09

市原市のクニモト歯科です。

自然の歯より歯周病になりやすい可能性はあります。100%虫歯にはなりません。
なぜ自分の歯を失ってそこにインプラントが必要になったのか、歯周病で失ったのであれば同じ原因でインプラントを失うことになる場合も。ですので自然の歯より歯周病になりやすいと思われがちですが、かみ合わせの問題や歯周病が進行する原因が解決されていない場合もあります。
将来に渡って自然の歯と同じように歯周病の予防は必要です。通常のインプラントが数年で喪失になることは考えにくいので、予防を煩わしく悩まれる以上にインプラントで食事で取れるメリットは大きいと思われます。

クニモト歯科/田中 國資
2019.07.24

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

インプラントにすることが、歯周病になりやすいということはございません。
インプラントは人工のものなので、細菌に関しては、ご自身の歯よりも弱いものなので、歯科医院での定期的な清掃は、続けていただくことをお勧めいたします。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2019.07.18

小金井歯科の高田です。

インプラントの周囲粘膜は厳密にいうと歯肉ではなく、解剖学的には瘢痕組織に近いものです。
歯肉に比べて炎症に若干弱い傾向があります。またインプラントは歯にはある歯根膜がなく、直接骨に接しているため粘膜の炎症が骨に波及する可能性もあります。

ですから天然の歯以上にお手入れに気を使い、定期検診を必ず受けていただくことをお勧めします。
それがご自身の歯を守ることにもつながります。

小金井歯科/高田 尚美
2019.07.17