モテる女性は口にも潤いが!?ドライマウスによる口臭予防の重要性
ドライマウスが口臭と関係している?
みなさんも感じたことがあるのではないでしょうか。朝起きた際の自身の口臭を。とても臭いですよね。しかし、歯を磨いたり、水を飲んだりすれば、自然と口臭がなくなることがほどんどかと思います。それは唾液の分泌が少なくなる就寝時の口腔内の状況が改善されたからです。
しかし、慢性的に口が乾燥しているドライマウスの人の場合は、水分を摂ってもまた乾燥しがちになるので、キツイ口臭もまた再発しがちになります。ドライマウスになると唾液が減少してしまうので、口腔内に細菌がたくさん繁殖してしまいます。するとキツイ口臭を放つ菌が多い状況になるのです。
このように、ドライマウスは口臭と直接的な関係があり、ドブ川のような臭いを放ってしまう原因にもなり得ます。ただ、驚くことに日本では約800万人がドライマウスであると言われています。さらに、その中でも意外にも若い女性の発症者が多いようです。
ストレスが口を乾燥させている!
ドライマウスの原因でもっとも多いとされるのがストレスです。唾液の量は自律神経によって制御されていますが、ストレスを過剰に感じた場合、通常は副交感神経が優位に立っている自律神経が乱れてしまい、交感神経が過敏に働きます。すると、体の緊張状態が続き、唾液量が制限されてしまいます。その結果、口が乾燥してしまうのです。
みなさんも経験があるかと思います。たとえばお仕事のプレゼンテーション前に緊張してしまい、喉が渇くこともあるでしょう。緊張してしまって喉が渇くのも、ストレスを感じている証拠です。通常、そのストレスは一時的なものなので、緊張がとければ口の渇きもなくなります。しかし、常にストレスを感じている場合は緊張状態が続き、常にドライマウスになってしまうのです。
しかし、ストレスは常に身の回りに潜んでいて、現代社会ではストレスレスな生活を送ることは非常に難しいと言えるでしょう。そのため、ストレスを無くすのではなく、受けたストレスを解消するという考え方で改善するのがもっとも効果的です。
ドライマウスは薬の副作用の可能性もある!
ドライマウスに陥る原因としては、薬の副作用も関係しています。副作用として唾液の減少がある薬は、睡眠薬や抗うつ剤、抗アレルギー剤などさまざまな種類があります。特にこれらを服用している方は、ドライマウスになりやすいと言われているようです。
その他にも、私たちが普段飲む機会の多い風邪薬や、花粉症の薬なども唾液が減少する副作用があるものもあります。薬の服用を避けることでドライマウスの症状も改善されますが、たとえばうつ病やアレルギー体質の人は、薬を飲まないリスクが生じるので得策とは言えません。したがって薬を服用している方は、他の方法でドライマウスを改善することが望まれます。
食べ方を改善するとかなり変わる!
口臭の原因となるドライマウスですが、実は「食べ方」の改善によって症状の緩和が期待できます。みなさんはガムを噛んだ際に唾液がたくさん出てきた経験があるでしょう。つまり、噛むという行為はそれだけで唾液腺を強く刺激し、唾液の分泌を促す作用があるのです。
また、噛む力も重要です。噛む力が強いほど唾液腺の周りの筋肉を刺激し、分泌量が多くなります。しかし、現代人は柔らかい物ばかりを食べる習慣があるので、噛む力が低下している傾向にあります。唾液の分泌量も低下しているので、昔の人と比べてドライマウスになりやすいと言えるでしょう。
そのため、ドライマウスを改善するためには、たくさん噛むことと、強い力で噛むことがとても重要です。柔らかい物ばかりをあまり噛まずに飲み込むという食べ方をしていませんか?そうした習慣がある人は、しっかりと噛むことを意識しましょう。そうすることで唾液の分泌量が増えることが期待できるので、清潔な口腔内を保ちやすくなるはずです。
お口の中を潤すことで清潔な口を保ちましょう!
ドライマウスは口臭と密接な関係性があり、唾液の分泌量が減少することで発生しやすくなります。唾液の量が減少する原因には、ストレスや薬の副作用などが挙げられます。それらを根本から改善する方法は「食べ方」の意識です。食べ方を変えるだけで噛む習慣が養われるので、自然と口腔内環境も改善に向かうはずです。
もし自身が「モテない」と感じている女性は一度、口臭をチェックしてみましょう。万が一、男性に引かれてしまうようなドブ川のような口臭がする場合は、その改善に努めることをおすすめします。もしかしたら、ドライマウス解消こそがモテへの第一歩かもしれません。