小さなイボが首の周りに!スキンタッグの原因と対処法

2016.11.02 health小日向睦

スキンタッグになってしまう原因は?

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スキンタッグになってしまう原因は現在のところ、まだ解明されておらず、さまざまな説があります。

肌の老化

スキンタッグと、とても関係性の深いものとされているのが肌の老化です。これはスキンタッグになりやすい年齢が30代後半~60代にかけてと、年齢が進むにつれて発症率が徐々に高くなっていくことから、その傾向があることが分かります。

肌の老化は、睡眠不足や栄養不足などが原因になりやすいため、これらを未然に防ぐことができれば、スキンタッグになるリスクも下げられます。

遺伝

スキンタッグは遺伝でできる可能性もあると言われていて、自分の家族にスキンタッグになってしまった人がいると、かなり高い確率でスキンタッグを発症すると言われています。さらに、「脇」にスキンタッグができてしまっている人もいる可能性があります。ご自分の家族の内で脇にスキンタッグができてしまっているという場合は、気づいていない可能性もあり、そのような場合も遺伝して首や胸周りにスキンタッグができる場合もあるようです。

スキンタッグの治療方法

では、スキンタッグを治療するにはどうしたらよいのでしょうか?その治療法はさまざまな種類がありますので、ひとつずつご紹介していきます。

1.液体窒素

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スキンタッグを治療する方法でもっとも一般的なのが、液体窒素を使った治療方法です。-196℃の液体窒素を付けた綿棒を患部に当て、低温で細胞を壊死させます。

この治療法は人によって痛みを感じることもありますが、治療後は1~2週間程度で幹部の赤みが取れてきれいに治ります。治療費は保険適応可で、1,000円以内で済むことがほとんどですが、スキンタッグの数によりその価格は変わります。また、大きくなってしまっている場合は何度かに分けての治療が必要になります。

2.切除手術

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小さなスキンタッグの場合は、医療用のハサミで切除を行うこともあります。この場合は、クリニックによって、麻酔をしないで切除するところと、麻酔を使用して切除するところがありますが、麻酔をしないで切除する場合、人によってはかなり痛む場合があるので、事前にスキンタッグで麻酔を使ってもらえるかの確認をとった方がよいでしょう。小さなスキンタッグに限るので、治療後は跡はほとんど残りません。さらに治療費も数千円で済むので非常にお得な治療方法です。

3.炭酸ガスレーザー

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炭酸ガスレーザーは二酸化炭素を使ったレーザーで切除する消失させる方法です。この3つの治療法の内でもっともきれいに治療でき、さらに痛みも少ないという特徴があります。しかし、保険適応外になるので、これらの治療法のなかでもっとも高額な治療法でもあり、1箇所につき5,000~6,000円ほどかかることが多いです。

また、治療を受けるクリニックによって価格に大きな差が出ることもあり、5,000円以下で治療を受けられるクリニックもあれば、1箇所6,000円以上というクリニックもあります。

スキンタッグの治療はお早めに

このようにスキンタッグは、原因がいまだに解明されていない謎の多い疾患です。しかし、治療法は意外にも簡単で、それほど痛みもなくお金もかけずに治療をすることができます。また、ドラッグストアでもイボ除去の商品はいくつか出ているので、ご自身でも試してみるという手段もあります。

スキンタッグは、放置してしまうことで巨大化してしまうこともあり、治療費もかかって痛みも出てしまう可能性もあるので、できてしまった場合はなるべく早期に治療を行うようにしましょう。

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