歯磨き粉の「1,500ppm」とは?子どもと大人で違う歯磨き粉の選び方~ちぃ先生の手記第48回~

こんにちは!元歯科衛生士の美容ライターちぃです!みなさんは歯磨き粉を購入するとき「ppm」で記載されている数値に目が止まったことはありませんか?実はこの数値は、虫歯予防に効果的な、フッ素の配合濃度を示しているんですよ。知らずに歯磨き粉を購入していたという人も多いのではないでしょうか。

これまで、日本における歯みがき粉に配合できるフッ化物イオン濃度の上限は「薬用歯みがき類製造販売承認基準」によって1,000ppm以下に規制されていました。しかし、平成29年3月にこれを超えるフッ化物を配合する薬用歯みがき類が医薬部外品として厚生労働大臣によって承認され、上限が世界基準の1,500ppmに変更されたのです。

このことからも、どんな歯みがき粉を選べばいいのか、個人差が広がりました。子どもから大人まで、一家で同じ歯みがき粉を使うのではなく、それぞれが自分にあったアイテムを選ぶことが重要です。そこで今回は、歯科衛生士の資格を持つちぃが、どこに注目すべきか解説しましょう。

元歯科衛生士が解説!歯磨き粉に記載されている「ppm」って?

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2019.06.15 dhちぃ先生