お悩み相談

ami☆/2017.09.26

お悩み虫歯

虫歯になりやすい人とそうじゃない人の違い

歯を磨かなくても虫歯にならない人もいれば、しっかり磨いているのに虫歯になる人がいるのはなぜですか?

確かに質問者様のご指摘通り、しっかり磨いてるという方でも虫歯になる方もいれば、そうでない方もいるかもしれません。これは個人によって差があり、様々な因子が重なりあっているからです。口腔ケアの回数や方法、歯の性質や形態、食生活習慣、歯並び、唾液の量や性質、細菌の数など多くの因子が関係しています。それぞれのバランスが保たれていれば虫歯になることはありませんが、そのバランス崩れてしまえば虫歯が発生してしまいます。
頑張って歯を磨いているけれど、虫歯になってしまう場合は他の口腔ケア方法を追加して行ったり、歯ブラシの仕方の癖により磨き残しがあったりする場合が考えられます。その際はかかりつけの歯科医院でそれらのチェックを行ってもらい、なぜ虫歯になってしまったのか調べてもらい的確なアドバイスをしてもらうと良いでしょう。
また、歯を磨かなくても虫歯にならない方がいらっしゃるとしたら、先程述べたいくつかの因子のバランスが保たれているのかと思われますが、磨かなければいつかは虫歯や歯周病になってしまいます。本人が虫歯に気づいていない、歯科に受診されていないなどの可能性もあります。
いずれにせよ、口腔ケアをしなくて良いということはありませんので、食後や甘いものを召し上がった後は、よく歯ブラシをする習慣をつけて頂くことで長い期間ご自身の歯で美味しいものが食べられるますので、口腔ケアを頑張ってみてください。

さかえ歯科医院/榮 健臣
2017.12.27