お悩み相談

鳥居清/2020.08.19

お悩みインプラント

将来的にインプラントを抜くことはありますか…?

二本目のインプラントを入れる予定なのですが、将来的に、歯がなくなった場合、インプラントのように埋め込む入れ歯を使用したいと思っています。
いま58という年ですが、数十年後、インプラントの周りに入れ歯を入れることになったら、この2本のインプラントは抜かないといけないでしょうか。
その他の理由でも、歯や歯茎が衰えて、インプラントを抜かないといけないケースはありますか?
インプラントの場所は左下奥から3番目と、右上の奥から2番目です。

こんにちは。
北野坂鳥居歯科医院の鳥居です。
入れ歯を固定する方法のひとつとして、インプラントを使う方法がございます。通常の入れ歯よりズレや違和感が軽減されますので、将来的には必要であれば、そのような方法をご検討されてもよろしいかと思います。その際は、現在あるインプラントに特に問題がなければ、基本的にはそのまま使用することが可能です。
インプラントはチタン製で、その上に装着するのは人工歯なので虫歯にはかかりませんが、毎日の口腔ケアを怠ると歯周炎に似た「インプラント周囲炎」を起こしてしまうことがあります。インプラントのまわりの歯ぐきが腫れて、炎症が進むとインプラントを支えられなくなり、使えなくなってしまうのです。インプラントを長持ちさせるように、毎日のセルフケアとともに定期的な歯科医院でのメンテナンスを受けるようにし、現在あるご自分の歯と同様に長持ちさせるようにしてくださいませ。
お大事にしてくださいませ。

医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/鳥居 秀平
2020.08.21

名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。

インプラントがある方でも、その後の歯の欠損状態によって、どのような治療も対応は可能でありますので、インプラントを抜くことは考える必要はございません。
インプラントを抜く場合は、インプラントの周りの骨が使い物にならなくなって、インプラント自体がグラグラとなってしまった場合であります。

たけうち歯科クリニック/竹内  伸一
2020.08.20

小金井歯科の高田です。

将来的に歯がなくなった場合にインプラントの上にアタッチメント(ロケーターや磁石など)をつけて入れ歯の下で支えに使うことはできます。ご相談者のおっしゃる位置はたぶん大丈夫だと思います。

インプラントは手入れが悪いと歯周病のような症状を起こしたり、あるいは経年的に少しづつ骨が下がり、インプラント自体を抜く必要がある場合もあります。

奥歯のインプラントはかみ合わせの維持に重要な役割を果たし、お隣の天然歯を守る働きをします。
ご自分の歯もインプラントも大事に使って長持ちさせましょう。

お大事に。

小金井歯科/高田 尚美
2020.08.20