アパガード40周年、「歯が命」の原点とこれから
歯の健康は、自然な笑顔の“土台”になる
日本企業初!宇宙技術の殿堂入りも果たしたサンギの高い技術

冒頭では、株式会社サンギの創業者であり、現代表取締役会長の佐久間周治さんが登壇し、アパガードの誕生秘話や「芸能人は歯が命」というキャッチコピーの背景を紹介。当時は斬新すぎると驚かれながらも、今では“歯の大切さ”を伝える象徴的なフレーズとして定着していることに触れ、感慨深く語りました。
また、長く愛される製品に成長したことに、「根底にある技術力こそが成功の秘訣だと自負しています」と、佐久間会長は力強く話します。
株式会社サンギは、昨年、宇宙技術に関する優れた開発を表彰するアワード「Space Technology Hall of Fame®(宇宙技術の殿堂)」において、日本企業として初めて殿堂入りを果たしたそう。実は、世界初のハイドロキシアパタイト配合の歯磨き剤「アパデント」は、NASAの技術をヒントに開発された製品であり、NASAの宇宙技術を平和利用し、健康に貢献してきた実績が高く評価されての表彰でした。

会場では、サンギが開発した独自成分“薬用ハイドロキシアパタイト”の機能についての紹介も。1980年に世界初のハイドロキシアパタイト配合歯磨き剤を発売以降、サンギでは技術開発を進め、2003年には薬用ハイドロキシアパタイトの粒子をさらに細かい粒子に制御する技術を開発し、世界初のナノテク・オーラルケア商品となっています。
歯の主成分と同じナノ粒子が、むし歯の初期段階にアプローチしながら、歯の表面のミクロな傷を埋め、再石灰化を促す働きがあるとされています。こうした機能性の高さも、ブランドの信頼を支える要素の一つです。
続いて登場したのは、1996年にアパガードのCMに出演し話題となった俳優の東幹久さんと高岡早紀さん。懐かしいCM映像とともに「最初は驚いたけれど、今では“あのCMの人”と覚えていただけることが多い」と語り、歯と向き合うきっかけになったことへの感謝をにじませました。
内面からにじみ出る「自然体の美しさ」がアンバサダー選出のポイントに

11回目となる今回のアワードでアンバサダーに就任されたのは、俳優・モデルとして活躍する山本美月さんです。アパガードブランド誕生40周年という節目にふさわしい存在として、サンギのロズリン・ヘイマン社長は次のように語られました。
「山本さんは、アワードのテーマ”自然体の美しさ“を体現されているような方です。私たちは、内面的な美しさを重要視しており、ありのままの自分でいたいという山本さんの自然体の姿勢、ピュアな透明感、にじみ出る誠実な人柄に感銘を受け、アンバサダーへの就任をお願いしました。」
受賞された山本さんはロズリン社長の熱いメッセージに「内面まで見ていただけたことに驚きましたし、感激しました」と喜びを語り、「自然体でいること、自分を大切にすることを意識しています」とアンバサダーとしての意気込みを示しました。
イベント後半には、歯科衛生士の片山章子さんを交えたトークセッションも実施され、「旅先でのオーラルケア」などをテーマにトークを展開。旅行中は、旅先の味を楽しもうと美味しいものを食べる機会が多くなるでしょう。片山さんは「旅行中は食べる機会が多いので、1日の終わりには、しっかりアパガードを使ってミネラルを補給することが大切です」とアドバイス。また、舌を動かすだけで唾液が分泌され、お口の中の潤いを維持できるという、気軽に実践できる小技の紹介も。「歯の健康は全身の健康につながる」というメッセージが、あらためて強く印象づけられる時間となりました。
歯科タウン単独インタビュー:かかりつけ歯科医院が支えるお口の健康
就任式終了後、「歯科タウン」は登壇者の山本さん、東さん、高岡さんに、歯科医院との関わりや日々のケアについての個別取材を実施。歯に対する意識や普段のケア、歯科医院との付き合い方について、それぞれの視点から具体的なお話を伺いました。

東幹久さん:歯科医院の通院はルーティンに。アドバイスもしっかり実践中
「4〜5ヶ月に1回程度の頻度で、歯医者でクリーニングを受けています」と東さん。定期検診は長年の習慣になっているそう。「年齢的に歯周病も気になりますが、ブラッシングで気をつけるポイントや注意点を先生が毎回教えてくれるので、プロのアドバイスを聞いてしっかり実践しています」のこと。
また、過去には親知らずの痛みに悩まされたこともあるそうで、「お正月とか、歯医者さんがお休みのときに限って来るんですよね」と笑いつつ、「そのときも、信頼しているかかりつけの先生に相談し、治療してもらいました」と振り返りました。
高岡早紀さん:継続の大切さと、身近な歯医者さんの安心感
「口元は、その人の個性が出やすい部分だと思います」と語った高岡さんは、東さんの話にうなずきつつ、「急に始めても追いつかないこともあるので、やっぱり継続が大事」と話しました。
「子供にも小さいころから歯磨きの大切さを伝えていて、歯医者さんにも定期的に通っています。近所の歯医者さんなのですが、先生のほうから“そろそろどうですか”とご案内をいただいたりします」とのこと。「通い続けるためには、気軽に通える近さが大切」と熱く語ると、東さんも「近いのは大切だよね」と同意されていました。
また、定期検診の重要性も実感されているそうで「定期的に通っているからこそ、気づけることがたくさんあります。食いしばり対策のマウスピースも作っていただきました」と。かかりつけの歯医者さんがあると、もしものときにもすぐ相談できるため「本当にありがたいですね」と安心感をにじませていました。
山本美月さん:お子さんの歯磨き習慣は毎日のルーティンに
子育て中の山本さんは、「うちの子は、ちょっと前までは歯みがきを嫌がっていたけど、最近は“アー”ってしてくれるようになってきました」と笑顔で語りました。歯磨き後、お水を飲んで寝るという流れが毎日の“ルーティン”になっているとのこと。
ご自身も定期的に歯科医院に通院されており「はがきで連絡をいただいたタイミングで通っています」と。また、高岡さんと同じく、「ドラマの撮影などで忙しくなる時期に、緊張感が強いのか、食いしばりが強くなることがある」ため、かかりつけの歯医者さんに相談してマウスピースを作り、対策をされているそうです。

毎日の小さな習慣と、頼れる歯科医院が未来の歯を守る
「芸能人は歯が命」のCMで一躍有名になったアパガード。30年前にCMに出演された東さん、高岡さん、今回アンバサダーに就任された山本さんの3名とも、丁寧な歯磨き習慣に加え、定期的に歯科医院に通院されていました。かかりつけ医と良好な関係を築いているなど、日常生活の中にオーラルケアが溶け込んでいる様子が今回の取材からうかがえました。
毎日のセルフケアと信頼できる、かかりつけ歯科医院との良好な関係が、美しい歯の維持はもちろん、健康な歯を保つ秘訣ではないでしょうか。3名のきらきらとした笑顔に魅了され、白い歯が叶える自然体の美しさを実感した1日となりました。